2022.01.06

“売らないCRM”でLTVを最大化せよ~単品通販(D2C)の本質は教育業~

“売らないCRM”でLTVを最大化せよ~単品通販(D2C)の本質は教育業~


単品通販(D2C)の強みは「情報」という付加価値


世の中にはあらゆる商品があり、わざわざ単品通販(D2C)で買わなくても、そのへんのスーパーやドラッグストアでいくらでも似たような商品を買うことができる。

しかし、単品通販(D2C)にはスーパーやドラッグストアの商品とは決定的に違う要素がある。それは、「情報」という付加価値である!!



単品通販(D2C)の強みは、1 度でも申込んでもらえば、そこでお客さまのリストが手に入るため、お客さまに対し、能動的に情報提供ができる点にある。実際に、売り上げ100億円を超えて大成功している単品通販(D2C)会社は、お客さまへの情報提供をものすごく重視している。それは “売らないCRM”によってお客さまの共感を呼びファンを育てることが、『LTV最大化』につながることを分かっているからだ!

例えば、扱っている化粧品なら、正しい洗顔の方法や、若々しく見えるメイク術、老化を防ぐ紫外線予防策の情報を提供する。健康食品なら、正しいダイエット法や、栄養バランスの取れた季節のレシピ、自宅でできる簡単エクササイズといったように、単品通販(D2C)会社がお客さまに提供できる“価値ある情報”は無限にある。

こうした情報を得ることで、「もうちょっとスキンケア頑張ってみようかな」「もっと健康的な食事を意識しようかな」と、お客さまの意識や行動が変わっていく。


単品通販(D2C)は「教育業」


その意味で、私は単品通販(D2C)とは本質的には“教育業”だと思っている!初回申込みをきっかけとして半永久的にお客さまとリレーションを取っていくのが単品通販(D2C)の本質であり、情報提供を通じてお客さまの意識や行動を変え、お客さまの人生にプラスの変化を与える“教育業”としての要素こそ、単品通販(D2C)の本当の価値なのである!



世の中の単品通販(D2C)会社は、価値ある情報を提供することで、お客さまが商品よりもその会社が提供する「情報」に価値を感じるようになることを目指すべきだ。

あなたの会社では、お客さまに価値ある情報を提供することを意識し、実践できているだろうか?もし答えが「ノー」なら、今日から“売らないCRM”の視点を取り入れてほしい!



【売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO 加藤公一レオ プロフィール】




1975年ブラジル・サンパウロ生まれ、米国・ロサンゼルス育ち。西南学院大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。その後、Havas Worldwide Tokyo、株式会社ADKホールディングスにて、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトマーケティングに従事し、担当した全てのクライアントのネット広告を大成功させる。その実践経験とノウハウをもとに、ネット広告のレスポンスを確実にアップさせてしまうため、クライアント企業から『レスポンスの魔術師』との異名をとる。

「やずやベストパートナー賞」受賞。「Webクリエーション・アウォード Web人貢献賞」受賞。「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパン九州地区」受賞。広告・マーケティング業界のオリンピック「アドテック」で3年連続人気スピーカー1位。「全日本DM大賞最終審査員」や「米国 International ECHO Awards審査員」、「九州インターネット広告協会の初代会長」も務めた。

著書に「単品通販“売れる”インターネット広告」(日本文芸社)、「100%確実に売上がアップする最強の仕組み」(ダイヤモンド社)、「伝説のEC猫レオレオ 売れるネットショップ繁盛記」(impress Digital Books)。単品通販(D2C)のネット広告の費用対効果を最大化するクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」を監修。




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