2021.07.28

単品通販(D2C)で “コンバージョン率”が最大化する決済方法とは?“コンバージョン率”と“LTV”を同時に最大化するテクニック

単品通販(D2C)で “コンバージョン率”が最大化する決済方法とは?

こんにちは。私、売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO 加藤公一レオが執筆するこの連載では、ネットマーケティングに関するキレイゴトは一切語らず、ズバリ「どうやったらネットで商品を売れるか、どうやったらネット通販(D2C)で売り上げと利益を上げられるか」に特化して、実践的なノウハウだけをお伝えしていきたい。

第7回となる今回は、「単品通販(D2C)で、コンバージョン率とLTVを同時に最大化するテクニック」についてお話する!
 

コンバージョン率を最大化する決済方法は「後払い」


最近の単品通販(D2C)業界では、お客さまをクレジットカード払いに誘導しようとするランディングページをよく見かける。多くの単品通販(D2C)会社は「クレジットカード払いにしてもらうとLTVが上がる」と考え、あの手この手で「クレジットカード払い」をお勧めしているのだ。

ところが、広告専用ランディングページでクレジットカード払いに誘導しようとすると、コンバージョン率は低下するのだ!そう、世の中の単品通販(D2C)会社は、新規のお客さまをクレジットカード払いに誘導しようとして、自らコンバージョン率を下げてしまっているのだ。



ズバリ、ランディングページのコンバージョン率を最大化する決済方法は、クレジットカード払いではなく「後払い」である!

重要なので再度言う。ネット広告から誘導したランディングページのコンバージョン率を最大化する決済方法は、「後払い」だ!!ランディングページのコンバージョン率を最大化したければ、必ず「後払い」をデフォルトの決済方法にするべきである。


 

「後払い」でコンバージョン率が平均1.6倍アップ




売れるネット広告社が実施した【A/Bテスト】で、「後払い」をデフォルトの決済方法にすると、「クレジットカード払い」をデフォルトにしたときに比べ、コンバージョン率が約1.6倍上がることが実証されている!

売れるネット広告社が提供するクラウドサービス『売れるネット広告つくーる』の全受注データを対象に、初回申込時の決済方法を調べたところ、最も多かったのが「後払い」で全購入者の68.59%。クレジットカード払いを選んだのは全購入者の20.12%にすぎなかった。

ランディングページで過半数の購入者が「後払い」を選ぶのは、単品通販(D2C)特有のユーザー心理が要因である。

これだけ単品通販(D2C)が発達した今でも、「初めて利用する通販(D2C)サイトでクレジットカード情報を入力するのは不安」というお客さまはまだまだ多い。「届いた商品を確認したうえで支払いたい」というニーズも根強い。しかも「後払い」のほうが「クレジットカード払い」に比べ申込フォームの入力が楽なので、お客さまはついつい目の前の手間を省くことを優先したくなるのである。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事