2022.09.21

顧客に寄り添うコンテンツで自社EC売上比率が倍増!ファッションD2C「RE:EDIT」の戦略とは?

ネオグラフィック 川端祐輝氏


公式インフルエンサーと商品を共同開発


――UGCはどのように活用しているのですか?

UGCを活用することで、購入を検討しているお客さまの安心感が高まるだけではなく、購入後のお客さまの満足感、納得感も高まると考えています。一般のお客さまの投稿を活用させていただくだけではなく、「リエディスタ」と呼んでいる公式インフルエンサーの投稿も活用しています。

「RE:EDIT」へリブランディングした6年前くらいから、「リエディスタ」の展開を始めており、「RE:EDIT」が好きで応援していただけるインフルエンサーさんに、商品のPRやブランドの魅力の発信をお手伝いいただいています。

――公式インフルエンサーの運用で苦労した点は?

最初は試行錯誤の連続でした。募集しても簡単には集まらず、こちらからお声がけしてもお断りされることもありました。インフルエンサーさんとのコミュニケーションも上手くいかないケースもあり、ブランドやアイテムの魅力をどう伝えるべきか悩んだこともありました。

それでも取り組みを続け、ブランドが成長していく中でインフルエンサーさんからお声掛けいただくことも増えました。長くお付き合いいただいているインフルエンサーさんは、われわれ以上にブランドの魅力を伝えていただいているていると感じています。

「リエディスタ」とコラボ商品を開発するケースもあります。関係性を深めたことで、取り組みをさらに前進させることができました。

――今後さらに強化したい点は?

ブランドの信頼性や安心感を高め、ECサイトでもニーズギャップをなくすための取り組みにもっと注力したいと思っています。

購入者さまに当社の代表に直接届くはがきを同梱しているのですが、はがきをご活用していただき、ご意見や感想を送っていただくお客さまがたくさんいらっしゃいます。そこで教えていただいたご要望から、低身長や高身長向けアイテムの開発に至った経緯もあります。

こうした経験から、お客さまとの接点をより拡充したいと思っています。オンラインでのコミュニケーションをより強化するだけではなく、お客さまとの接点となっている展示会に加え、ポップアップの取り組みも強化したいと考えています。

ブランド側からの発信をより充実させるだけではなく、お客さま同士のコミュニティーを構築する取り組みも始めたいと思っています。


「RE:EDIT」
https://reedit.jp/

「visumo」
https://visumo.asia/






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