コスメの企画や製造販売を行うダイヤコーポレーションは2021年10月から、アーティストのMattがプロデュースするトータルビューティーブランド「EMROSE(エムロゼ)」の公式サイトを運営している。
Mattが企画やデザインまで携わり、自身のこだわりを詰め込んだスキンケア商品を展開している。Mattが、白く透明感のある肌に魅力を感じていることから、「美白になれるような商品」がコンセプトのひとつとなっている。
商品には、「青み成分」である、グアイアズレンが含まれていることが特徴。濃青色の結晶性炭化水素で、カモミールオイルなどが原料。化粧水やクリームも青みがかっており、赤みやくすみを消す効果や、明るくツヤのある肌に見せる効果もあるという。
▲「ブルーリリーフトナー」(150ミリリットル、税込み3410円)青みが特徴
容器は黒でシンプルに統一。高級感もあり、年齢や性別を問わず、手に取りやすいデザインにした。見た目の高級感とは異なり、値段は手が届きやすい価格設定にした。容器、中身ともに韓国製にして低コストで、高いクオリティーを保っている。価格設定などもMattの意向が反映されている。
「本人も愛用している。ブランドに費やしている時間も多い」(担当者)と言い、SNSなどで頻繁に情報を発信しているという。テレビなどに露出を増やすことでフォロワーが増えて、インスタライブの視聴率も上がり、ブランドの認知につながっている。
また、2021年11月に伊勢丹新宿店でポップアップを開催した際には、Mattも店頭に立ち、幅広い年齢層にアプローチできたという。7月8日に発売した「ブルーブライトピーリングパッド」は約1週間で完売してしまったという。
現在はスキンケア商品が中心だが、メーキャップ商品やネイル商品も開発中で、今年中に発売する予定。今後は、さらに多くの人の目に留まり、商品が購入しやすいよう、卸販売も行っていく方針だ。
「EMROSE」https://emrose.jp/