2022.07.24

フードコスメ、韓国のスキンケアブランド「SKINFOOD」を展開 トマトや砂糖など「食べ物」が原料

食べ物を使用したコスメブランド「SKINFOOD」

通販や生協向け事業のアイケイの子会社フードコスメは2013年から、韓国のスキンケアブランド「SKINFOOD(スキンフード)」の公式サイトを運営している。

トマトや砂糖など身近な食べ物を使用した化粧品で、感触や香りも素材に近づけることにこだわりを持つ。製造や開発は全て韓国で行われている。商品開発の研究者は、世界のフード学会に参加したり、体や肌に安全な各国の果物や野菜のトレンドを調べたりして素材に取り入れる。「候補の食べ物は、潰してから直接肌に塗ることから商品開発を始める」(PR担当・加藤千琴氏)。このため女性研究者は、基本的にノーメークで出社しているという。


▲人気の「ブラックシュガー パーフェクト エッセンシャル スクラブ」

人気の「ブラックシュガーライン」は、2014年11月~2022年6月10日時点で、世界累計販売数が7980万個を突破している。中でも人気は「ブラックシュガー パーフェクト エッセンシャル スクラブ」(税込2860円)。肌に塗ると、砂糖の感触をダイレクトに感じることができる。「一度使用しただけで、肌のザラつきがなくなる」というユーザーの声も多く、リピート率が高い。

5月から期間限定で販売している「青梅」を使用した商品は、日本限定アイテムとなっている。日本限定品を開発する際には、スキンフードから韓国側にリクエストしている。候補となる食材を送り、コンセプトや香りなどの調整を行ったという。

同ブランドの売り上げのほとんどが店舗での販売だったが、コロナ禍により集客ができず、ECにも注力したという。またインスタライブやティックトックで、店舗スタッフによる商品紹介を行って購入を促進した。卸販売も開始し、さらなるユーザー獲得を図る。


「フードコスメ」
https://www.skinfood.co.jp/




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