プロテイン「KOREDAKE」を展開するメップル、アンバサダーを有効活用 定期購入者数拡大へ

大豆由来のプロテインブランド「KOREDAKE（コレダケ）」を展開するメップルは、商品開発やPRをサポートするアンバサダーを効果的に活用し、定期購入者数を拡大している。広告費をかけずに、アンバサダー施策を強化することで、着実にファンを拡大している。アンバサダー活用は商品の認知向上だけでなく、開発力や提案力の向上にも生きているという。

現在は約1000人（2022年3月時点）のアンバサダーと契約している。アンバサダーへの金銭報酬はなく、商品や情報を提供し、コミュニケーションを図ることで、良い関係を築いている。

「多様な趣向のアンバサダーがいることで、新たな顧客層へ商品を紹介できる。新規顧客獲得につながっている」（鈴木友樹社長）と話す。


▲鈴木友樹社長

インテリアの情報をよく発信している人や、料理が好きな人、子育てに奮闘している母親など、幅広い趣向の人をアンバサダーに迎えることで、さまざまな層のユーザーに「コレダケ」をPRできている。

アンバサダープログラムは、商品の開発・提案にも生きている。新たなフレーバーを開発する際にアンバサダーの意見を参考にしたり、アンバサダーが実践している飲み方や料理への取り入れ方を定期購入者に伝えたりしている。アンバサダーの意見を参考に、最もおいしい「コレダケ」の飲み方を見つけることもできたという。