ベネリックデジタルエンターテインメントは4月1日、メタバース空間内にキャラクターショップを集めたECモールを開設した。VR（仮想現実）空間内に再現した店舗でキャラクターグッズを発信。オンラインでの店舗回遊やスタッフの接客、イベントの実施などを通じて新たな購買体験の創出を図っていく。
ベネリックデジタルエンターテインメントは、キャラクターグッズの企画・製造や、店舗の運営を手掛けるベネリックのグループ会社。デジタル領域での事業創出・強化に向け2021年10月に設立された。
実店舗や既存のECサイトに続く新たな販売チャネルとして、VR空間の商業施設「そらのうえショッピングモール」を開設した。サービスの構築・運用には、monoAI technology（モノアイテクノロジー）が運営するメタバースプラットフォーム「XR CLOUD（エックスアールクラウド）」を使用している。
ユーザーはスマホやPCを介してモールへとログイン。好みの外見のアバターを選び、そのアバターを通じて実際のショッピングモールのように施設を回遊できる。各店舗は360度カメラで撮影された実店舗の写真で構成されており、商品の確認・購入や接客動画の閲覧も可能だ。
▲VR店舗は実店舗の写真を活用 モール内にはイベントスペースやギャラリーも併設されており、各ショップやインフルエンサーによるイベントも定期的に行われていくという。
サービス開始時には、「トミカショップ」「サンリオショップ」「ジブリがいっぱい どんぐり共和国」など24店舗が出店した。2022年内に100店舗の出店を計画しているという。
「そらのうえショッピングモール」https://soranoue.com/
