2022.03.07

【アジアコスメ特集】 韓国コスメに続き、各国のコスメも日本で拡大

【アジアコスメ特集】 韓国コスメに続き、各国のコスメも日本で拡大


〈タイ〉日本機能性コスメ研究所、高品質・コスパの良さに強み


タイや中国のアジアコスメの総代理店である日本機能性コスメ研究所では、今年中に「タイコスメ」が流行すると予想している。同社が展開するタイのコスメブランドの売り上げが着実に伸長。

主力商品は、「SRICHAND(シーチャン)」というコスメブランドの「トランスルーセントパウダー」(税込990円から)。マスクをしていてもメイクが崩れにくく、こすっても落ちないとしてSNSで話題となった。

SRICHANDの主力商品「トランスルーセントパウダー」
▲SRICHANDの主力商品「トランスルーセントパウダー」

日本では2020年6月から販売を開始。海外市場を含めると、すでに累計600万個以上を売り上げたヒット商品となっている。

タイコスメの特徴は、高温多湿に強いという点にあり、汗や湿気に強く設計されている。

化粧品の原材料生産地であり、人件費が比較的安いことから、高い品質の製品が安価に提供できる強みがあるとしている。

他にも、2021年に日本で販売を開始したブランド「CathyDoll(キャシードール)」は、商品のプレゼンターに、人気俳優を起用している。SNSのフォロワー数が累計1000万人いる俳優の起用で認知が一気に拡大した。

林紗陽社長は「タイは美容大国で、コスメ市場は年々伸びている。タイの化粧品の機能性や特徴、コスパの良さなど、タイコスメの認知を広げていきたい。韓流に続きタイ流を流行らせていきたい」と話している。

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