2022.03.07

【アジアコスメ特集】 韓国コスメに続き、各国のコスメも日本で拡大

【アジアコスメ特集】 韓国コスメに続き、各国のコスメも日本で拡大


〈中国〉ライフスタイルカンパニー、ネイル商材も流行の兆し


中国コスメの日本代理店であるライフスタイルカンパニーは、中国コスメの国内での広がりに手応えを感じている。

メーキャップでは、日本にないパッケージデザインや、発色、光沢、ラメ感などの商品力がカギとなる予想。ネイルポリッシュに細かい繊維が多く入っている新感覚の「繊維ネイル」などの人気も広がっているという。

同社は、2019年頃から中国コスメの取り扱いを開始した。「ジルリーン」や「フーカルーア」など10種類のブランドを日本で展開。すでに、ジルリーンやフーカルーアは、日本でも人気商品として根付きつつあるという。

フーカルーアの15色アイシャドウパレット。販売数は世界累計で150万個を突破
▲フーカルーアの15色アイシャドウパレット。販売数は世界累計で150万個を突破

韓国コスメの市場と比較すると、現在の中国コスメの市場規模は10分の1とみているが、今後はメーキャップやネイル商材だけでなく、スキンケアやベースメイクなどの広がりを予想しており、市場拡大に期待を寄せている。

同社は、中国コスメの販促に向けて、インフルエンサーへのギフティングやティックトックを活用して認知を広げている。「ティックトックが最も売り上げに貢献しているSNSツールになっている。中国版のティックトックの動画も流れてくるため、中国コスメの追い風になっている」(菊池尚社長)。

今後、自社でもコスメブランドを開発して、中国国内での販売も計画している。

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