2021.07.19

【幹細胞化粧品特集<インタビュー>】アンチエイジング 屋山朋康取締役「『進化する原料』武器に業界けん引」

アンチエイジング 屋山朋康取締役


化粧品展示会では技術部門金賞を受賞

――品質以外の特徴はあるか。

豊富な原料ラインアップを用意しているのも、当社原料の特徴だ。単なる濃度の違いだけでなく、リポソーム化の有無、エクソソームの追加の有無などを、目的や用途、コンセプト、コスト感などに応じて、お客さまに選んでいただくことが可能だ。エクソソームを追加した原料は、全成分表示に、エクソソームを配合している旨を記載できる。エクソソームとヒト幹細胞培養液を融合させた原料も取り扱っている。

さらに直近では、ヒト幹細胞培養液に、独自素材である浸透型ペプチドビタミンC誘導体「Pentide―C(ペンタイドシー)」を配合した新原料も開発した。「ペンタイドC」は、5月に開催された、化粧品業界の展示会「CITE JAPAN(サイトジャパン)2021 アワード」において、技術部門の金賞を受賞した実力派の素材だ。ヒト幹細胞培養液との相性もよく、相乗効果が期待できる。幹細胞培養液が司令塔だとするならば、「ペンタイドC」は実行役だ。コラーゲンの生成やターンオーバー促進といった、ヒト幹細胞培養液の働きを、「ペンタイドC」が最大限引き出すという言い方もできる。

――どのような販路で多く採用されているのか。

当社原料は当初、ネットワークビジネスに採用していただくケースが多かった。そこから、訪販、エステなどにも採用していただけるようになり、近年は、美容クリニックなどでの採用も増えている。エビデンスも豊富で、効果実感もあることから、総じてプロフェッショナルの方々にも高く評価していただける原料だと考えている。高級化粧品を使い続けてきた美容インフルエンサーなどにも高く評価していただいている。

直近では、通販・ECでの伸びが著しい。一度採用いただくと、リピートが止まらないという印象だ。早く、確実に効果を実感していただける人が多いからなのではないかと感じている。「毛穴が引き締まった」「シミ・シワ・たるみが改善した」という喜びの声も多くいただいている。


リピート率高く昨年は過去最高益

――ヒト幹細胞培養液化粧品は、効果を実感するのに少し時間がかかるという印象があったが。

我々も当初は、メカニズムから考えて、効果を実感するまでに少し時間がかかるのではないかと考えていた。しかし、実際に愛用している人の話を聞くと、早い段階から効果を実感したという人が多い。ヒト幹細胞培養液には、実はコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった成分も多く含まれている。こうした成分が即効的な体感につながっているのではないかと考えている。成長因子やエクソソームによる効果は、そのあとにゆっくりやってくるのではないかとみている。

昨年は過去最高益で、今年はすでに昨年の売り上げを大幅に上回っている。当社原料の、高いリピート率と顧客満足度を裏付ける数字だと考えている。

――高品質な原料供給以外のクライアントサポートは行っているか。

販促に役立つ資料の提供なども行っている。当社にはクリエイティブチームも在籍しているため、例えば、その会社のためだけの販促用小冊子を作らせていただいたこともある。異業種からの化粧品業界への参入も、徹底的にサポートさせていただく。

――最後に今後の抱負を。

ヒト幹細胞培養液のパイオニアとして、そしてリーディングサプライヤーとして、業界を品質で強力にけん引していきたい。


アンチエイジング
https://www.anti-ageing.co.jp/




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