2021.06.29

「楽楽リピート」、 機能のバランスが強み 外部連携強化、自動化や効率化促進

ECソリューションマップ2021【ECサイト構築サービス編】

ネットショップ支援室が提供しているD2C・リピートEC向けカートシステム「楽楽リピート」は、運営自動化機能や顧客分析機能、ステップメールや同梱物管理などの販促機能がそろっており、バランスが良い点が評価されている。昨年6月、API機能の提供を開始したこともあり、WMS(倉庫管理システム)や決済サービスなどの連携が増えた。

「楽楽リピート」は、受注管理における決済与信や出荷案内メール、売り上げ請求処理、フォローメールなどを自動化できる。入力フォーム一体型のランディングページ(LP)を作成することも可能。EFO(エントリーフォーム最適化機能もそろえており、CVR(転換率)を向上できる。

CPMやRFMなどの分析機能を備え、顧客ごとにアプローチが可能。顧客の状況に応じたステップメールや、細かな条件を設定した複数の同梱物を設定することもできる。

昨年6月、「楽楽リピート」の受注・顧客関連情報が取得できるAPI機能「楽楽リピート API」の提供を開始した。WMSと連携し、受注処理から商品発送まで自動化したいというニーズに対応したり、チャットボットなどと連携することで転換率の向上につなげたりしている。

「当社がネットショップの一元管理システム『アシスト店長』など複数のソリューションを展開しているメリットも提供できる。『楽天市場』や『Amazon』などと並行して自社ECサイトを立ち上げる企業には、『アシスト店長』と組み合わせた提案が効果を発揮している」(山本皓一朗社長)と話す。


山本皓一朗社長

サポート面も注力している。立ち上げ時には専属の担当者を付け、伴走している。



【ECソリューションマップ2021「ECサイト構築サービス編」】特集ページ
https://netkeizai.com/articles/detail/3958




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