2020.08.30

パンフォーユー、パンのプラットフォーム「パンスク」を提供 自社ECでの売上2倍の事例も【注目のサブスク企業】

「パンスク」に出店されている冷凍パン

「パンスク」は、運送会社とシステム連携を行っているため、冷凍パンを発送する際の伝票記入や送料の支払い管理などが不要。原材料やカロリーなどを表示したラベルも出店者ごとに作成し、出店者はウェブで簡単に受注確認できる。

事業責任者の包直也氏は、「加盟店は、受注スケジュールをネットで把握できるので、必要な分のパンを焼き、冷凍して箱に詰めて発送するだけでいいようにしている」と話す。

サイトは、顧客が感想を書き込めるようになっており、商品やサービスに対するリクエストや改善点を把握できる。出店している店舗の情報をカードに記載し、商品を発送する際に同梱している。気に入った店舗のパンのカードを見て直接、リアル店舗に買いに行ったり、出店者の自社ECサイトでの購入につなげることも可能だ。
出店者である、ノトヒバカラ(本社石川県)の今年2―7月のEC売り上げは前年同期間比2倍となっているという。「パンスク」に出店し、全国の顧客にパンを提供して認知を拡大させ、自社ECサイトでの販売を伸ばしている。


「パンスク」

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