2020.08.26

「花火のお店 立岩商店」、店舗チョイスの花火セットが人気 人数や時間、年齢、予算に応じてアレンジ

人気のオリジナルセット

立岩商店は2000年から、ECサイト「花火のお店 立岩商店」を運営している。同社は、おもちゃ屋として1917年に創業した。花火の販売シェアが高まってきたことから、花火の専門店へと徐々にシフトしていったという。ECの売り上げは年々拡大しており、現在は全社売り上げの8割を占めるにいたっている。

ECでの人気商品は、オリジナルの花火セットだ。サイトで花火を行う人数や時間、対象年齢、予算を入力すると、要望にマッチした花火セットを店側がチョイスし届ける。老人ホームや幼稚園のイベントなどの需要が多く、セット販売がEC売り上げの3分の1を占めているという。セット販売は1000円から受け付けている。

長崎県では毎年8月に、「精霊流し」が開催される。「精霊流し」は、遺族が故人の霊を弔うために手作りの船をつくり、街中を歩く伝統行事。同行事では、夕方に爆竹を鳴らすことが風習となっている。「長崎では、爆竹だけでなく、お盆に通常の花火もする風習がある。お墓で花火をする人も多い」(金城枝利子店長)と話す。実店舗ではお盆になると、花火代をもらった子供が駄菓子屋のように、ばらで花火を購入することも多いのだという。

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