2023.09.01

西川、睡眠ソルーションのOMO強化 第1弾「スタッフ投稿」はCVR4倍の成果

広域戦略事業部 第1部 第1課 早田真也氏(写真左)、第1部 第2課 リーダー 定方真麻氏(写真右)


「スタッフ投稿」見た顧客は平均注文額が1万円アップ


――店舗スタッフの投稿の反響は?

定方:店舗スタッフの投稿を見たユーザーのコンバージョンレート(CVR)は高いです。投稿をご覧になった方のCVRは、通常の約4倍になっています。お客さま目線で店舗スタッフが投稿してくれていることで、購入の意思決定がしやすくなっていると肌で感じています。

平均注文額においても投稿を見たユーザーの方が1万円くらい高いという結果が出ています。当社の商品はこだわりが強く、ECサイトではなかなか伝え切れていない部分があったと思います。店舗スタッフが商品の価値を伝えられているからこそ、少し高額な商品もECサイトで買っていただけているのかなと思っています。

――実店舗にも投稿の反響はありますか?

早田:投稿を見た方から実店舗に問い合わせがあったり、来店された方から「投稿見たよ」と言っていただいたりするケースが増えています。

コンテンツの投稿は接客の延長線上だと思っています。ほかのスタッフの投稿を見て、自分の接客の参考にしているスタッフもいます。スタッフの接客レベルの向上にもつながっていると考えています。

――ECサイトの今後の強化策は?

早田:「visumo」を通して直営店舗とオンラインショップのシナジーをより一層高めていきたいと考えています。

以前は接客したお客さまがECに流れてしまうというということに、やるせない気持ちを持つ店舗スタッフもいたと思います。

「visumo」を通してオンラインショップとの連携を進めることで、その意識は変化しています。

当社では直営店舗とオンラインショップの顧客管理の一元化も進めています。店舗スタッフの投稿を先駆けとして、今後は実店舗とオンラインショップで連携した、さまざまな施策を実施していきたいと考えています。

定方:実店舗で買うか、ECで買うかをあまり意識せずに、商品購入やサービスを利用できるようにしたいと考えています。

顧客管理の一元化を生かして、サービスを進化させることで、ネットとリアルを融合させたビジネスモデルを作っていきたいと思います。

まだ構想段階ですが、オンラインショップから「ねむりの相談所」の予約ができたり、店舗スタッフの商品紹介以外の情報もオンラインショップやメルマガで発信したいと考えています。


■「西川公式オンラインショップ」
https://shop.nishikawa1566.com/shop/default.aspx

■「visumo」
https://visumo.asia/








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