2023.08.13

【有力通販インタビュー】ジュピターショップチャンネル 小川吉宏社長「『楽しい番組』『楽しい商品』追求の1年」

ジュピターショップチャンネル 小川吉宏社長


コスメ系は時間をかける


――商品カテゴリー別売り上げ構成比を見ると、「ファッション・ジュエリー」が30%、「コスメ・美容・健康」が34%を占める。それぞれの分野での売り方を伺いたい。

「ファッション」に関しては、旬な人気アイテムを欠かさず販売すること、顧客がワクワクする企画を考案すること、デジタル面での施策が重要になる。意外と難しいのが「コスメ系」だ。

コスメ系の販売では、既存ブランドの新商品やリニューアル商品などの販売が中心となる。特にスキンケア系は、なかなか新規顧客が手を出しにくい商材のため、どの新ブランドを扱うかは事前に入念に打ち合わせをし、きっちりと番組内で、商品説明を行う。

販売後のレビューもコスメ系に限らないが、しっかりと行い、次回に生かす。すぐに売り上げが上がるというよりは、時間をかけて売り上げを作っていくイメージだ。前期の社員のチャレンジと頑張りには感謝している。

――今期の取り組みは?

基本的には前期に行った改革の強化だ。「ファッション商品」の販売強化とともに、顧客とのエンゲージメントを高めていくバラエティー商品を増やしていく。

コロナが5類に移行されたこともあり、町に人が戻っている。人が動くと、当たり前だが、バッグや洋服などの需要が高まる。「あったら便利」「あったら嬉しくなる」ということが広まれば、顧客は楽しんで買い物に行きたくなるはずだ。そこを当社は追求していきたい。







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