2023.06.23

【オプションを初めて外部提供】『futureshop』取締役 安原貴之氏「コスパ高い機能でライブコマース普及を支援」

フューチャーショップ 取締役 セールス・マーケティング部 統括マネージャー 安原貴之氏


AIサービスが充実


――他に注力した「futureshop」の機能やサービスは?

切り替え時期が迫っている「GA4」への対応や、改正特商法への対応など、プラットフォーム側がしかりと対応しておかないといけない機能については、いち早く対応している。

最近では、AIを活用したレコメンド機能「future AI Recommend(フューチャーエーアイレコメンド)」をオプションサービスとしてリリースした。フライウィールさんのレコメンドエンジンを採用し、精度の高い商品提案を実現することで売り上げの最大化を支援している。


▲今年3月に「future AI Recommend」をリリース

AIでいうと昨年10月、SBペイメントサービスさんとクレジットカード決済の不正利用を検知する「AI不正検知(アドバンストプラン) for futureshop」を提供している。

AIの活用が今後、さらに増えてくると考えている。オプション機能であれば、中小事業者でも比較的、手ごろな価格でAIサービスを導入していただけると思う。


オムニチャネルも多様化


――オムニチャネルやOMOを支援する機能やサービスのニーズは?

オムニチャネル支援の「futureshop omni‐channel(フューチャーショップオムニチャネル)」の引き合いは、継続的に増えている。

昨年リリースした「店頭受取オプション」のニーズも高い。このサービスは月額3000円(税別)で導入でき、ECサイトの購入商品の店頭受け取りサービスを導入できる。まずはこういったところから実店舗とECの連携に取り組みたいという事業者も多い。


▲フューチャーショップ 取締役 セールス・マーケティング部 統括マネージャー 安原貴之氏

――今後、強化する機能やサービスは?

配送機能の拡充を計画している。ここ数年で食品を取り扱う事業者の導入がすごく増えた。「futureshop」はもともと、ファッション系の事業者が多く導入しており、配送機能もアパレル企業が使いやすい仕様になっていた。

食品では、温度帯やリードタイムなど管理の仕方が異なる部分あるため、それに合わせた配送機能を提供したいと考えていた。今秋くらいには、拡充した配送機能を提供できる見通しだ。

定期購入機能の拡充も予定している。導入企業さんの中には、サブスクサービスを提供している企業がたくさんある。サブスクに関しては、法規制も厳しくなっているため、そこも含めて機能の拡充やユーザビリティーの向上を実現する。マイページから定期購入をキャンセルできるようにしたり、お届け予定を変更できるようにしたりする予定だ。

SKUごとに価格設定できる機能も提供する予定だ。もともとSKU数が多い導入企業が多く、SKUごとに価格変更したいというニーズも高いため、今回できるようにする。

定期購入の機能拡充やSKU対応については、近々リリースできると思う。








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