2022.10.18

バンカブル、TradeSafeと業務提携 フューチャーショップやソフテルが支援するEC事業者の成長資金をサポート

広告費分割・後払い(BNPL)サービス「AD YELL(アドエール)」を提供するバンカブルは10月13日、コマースOneホールディングスの子会社であるTradeSafeと業務提携した。コマースOneホールディングスグループ各社が支援するEC事業者にサービスを提供し、支援する顧客数の拡大とサービス強化を目指す。

バンカブルは、「新たな金融のカタチを創る」をミッションに掲げ、Web広告の出稿費用を最大4回まで分割・後払いすることができるサービス「AD YELL」を提供している。このほど、コマースOneホールディングスの子会社であるTradeSafeと業務提携を開始した。

本連携では、バンカブルがTradeSafeを窓口として、コマースOneホールディングスグループのフューチャーショップやソフテルなどが支援するEC事業者に対し、広告費の分割・後払い(BNPL)サービスを提供。事業の運転資金を圧迫することなく、Web広告による集客効果を高め、事業成長を加速させることができる機会を提供する。バンカブルは、EC事業者の広告投資機会を逃さず、投資リスクを分散し、さらなる事業成長を支援することで、約1兆円市場と推察されるEC事業者を中心としたWeb広告における中小規模の顧客層に対するアプローチを拡大する考えを示した。

さらに独自の与信・モニタリングの開発をTradeSafeと共同で進めることで、「AD YELL」のサービス基盤のアップデートを加速させ、支援可能なEC事業者を増やしていくとともに、「広告費」同様に成長資金として必要性が高い「仕入れ資金」などサポート範囲拡大の可能性を検証していくとしている。

国内のEC化率はますます高まっており、今後さらなるEC市場成長の加速が見込まれる中、EC事業者の課題として「売上拡大」「新規顧客の集客」が挙げられている。事業拡大のために効率的な集客手段となる広告への投資を必要としている中、バンカブルには事業者より、「運転資金への影響を気にせず、もっと積極的に広告投資をしたい」「広告出稿の判断を早め、スピーディーに販促を行いたい」といった声が寄せられていた。

こうした状況を受け、広告費を目的とした“資金調達”の側面からEC事業者を支援するバンカブルと、コマースOneホールディングスグループのTradeSafeが連携することで、この課題解決に向けて取り組んでいくとしている。




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