2022.09.06

フューチャーショップ、フライウィールと協業 データ活用プラットフォーム「Conata」活用したソリューション提供

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップはこのほど、データ活用プラットフォーム「Conata(コナタ)」を提供するフライウィールとの協業を開始した。「Conata(コナタ)」を導入し、店舗の収益向上に貢献するソリューションを提供することで、「futureshop」を利用する事業者のビジネス拡大を支援する。

フューチャーショップの提供する「futureshop」シリーズは、高いデザインカスタマイズの自由度と更新性を実現し、ロイヤルティマーケティングに取り組める豊富な機能を有する、未来に向けたコマース戦略を創造するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム。プラットフォーム自体の機能が充実しているだけでなく、他システムとも多数連携し、柔軟性や拡張性にも優れている。

自社ECは、蓄積したデータを基に売上アップや顧客との良質なコミュニケーションをさまざまな手法で実現できるのが特長の1つ。ここ数年、自社ECの活用は拡大傾向にあり、2021年では「futureshop」で稼働する全店舗の年間受注件数は1589万件(前年比109.66%)、会員数は述べ4189万人(前年比 123.68%)と、「futureshop」内に蓄積されたデータも増加しており、フューチャーショップにおいても、これらのデータを活用したさらなる価値提供の方法を模索していた。

こうした課題の解決に向けフューチャーショップはこのほど、フライウィールと協業を開始。データ活用プラットフォーム「Conata」を導入することで合意した。「futureshop」が蓄積している膨大なデータの利活用で連携し、利用店舗のビジネス拡大に向けた価値提供を進めていくとしている。

具体的には、ECサイトでのパーソナライズマーケティングの推進や、ECおよび実店舗のデータを統合的に活用するOMOソリューションの提供など、店舗の収益性向上に貢献するソリューションを随時提供していく。

今後は、「Conata」が有するパーソナライズソリューション「Conata Discovery」を活用した、新しい発見を顧客へ届けるパーソナライズ商品レコメンドの提供から着手する。開発を進めているパーソナライズ商品レコメンドを利用することで、顧客行動や購買データなどからAIが会員のニーズを見極め、会員1人ひとりにより最適な情報提供を実現するとしている。

フューチャーショップは、フライウィールとの協業で実現するAI・データ領域でのソリューション提供を通じ、EC事業者の「未来に向けたコマース戦略の創造」に貢献していく考えを示した。




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