2023.01.20

【新春インタビュー】日本直販 遠藤俊社長「枠を超えたサービスの充実を図る」

日本直販 遠藤俊社長


――法人向けサービスも提供している。

コールセンターは200席所有し、約70席で自社の注文を受けている。残りは他社のアウトバウンド業務や、当社の商品の受電時に取引企業の商品を提案する「インクロスセールス」などBtoB事業も展開している。当社にはただのコールセンターとは違う、自社の商品を自社のコミュニケーターが販売することができるノウハウがある。

――訪問サービスも開始した。

2022年9月から、ギグワークスが全国に抱えるギグワーカーを活用し、商品の訪問設置や説明などを有料で担う「日本直販訪問お手伝いサービス」を開始した。まずは、ニーズの高いスマートウォッチや家具など5商品で始めた。商品の到着に合わせてギグワーカーの予定をマッチングし、到着に合わせて訪問してもらう。

――チャネルミックスにも積極的だ。

ラジオからECへの誘導について成果につながっている。実際に商品を確認したいというリスナーに対して積極的に言葉で誘導している。専用アプリを稼働させたこともあり、EC化率は25%ほどになり、年々高くなっている。

自社のコールセンターで取り切れない場合を想定して、ギグワークスが持つテレワーク部隊で電話受注を行うサービスも10月から始めている。今後は、ギグワークスグループとして、従来の通販の枠を超えたサービスの充実を図るほか、媒体ごとの特性にあった商品の販売を手掛けていきたい。

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