2022.09.29

【楽天25周年記念インタビュー 第3回〈後編〉】澤井珈琲「自販機やコンビニより身近な存在になる」


「楽天市場」との付き合い方は?


――ECCからの提案にはどう対応していますか?

当社はよほど嫌なことでなければ、すべて提案に乗るようにしています。私のモットーは「やらないことが一番悪いこと」です。

「楽天市場」には、優秀なスタッフがそろっているので、この企画ならお客さまが喜んでくれるという施策を出してくれます。その施策には、真っ先に手を出し、成功も失敗も他の人より先にできた方が良いのです。この施策はうちに合わないと早く見極めることが大事だと思います。

――「楽天市場」の取り組みに対して、「これはちょっと」と思うことはありますか?

2018年に「楽天市場」で取り組んでいた「商品画像登録のガイドラインの改訂」については、われわれの負荷が大きく、当初はそれに対応する意義が理解できていませんでしたが、よくよくECCの話を聞けばやらないといけない施策だと分かりました。楽天にはどんな店舗にも理解できるように、分かりやすく施策の意義を伝えていただければありがたいと思います。

振り返れば、楽天ポイントも楽天アフィリエイトも過去の施策が今の「楽天市場」につながっています。三木谷浩史社長が「やるべきだ」と言った施策は、間違いないと思います。

――今後、「楽天市場」に求めることは?

もっともっとお客さまを「楽天市場」に呼んできていただきたいと思っています。われわれ店舗の最終目標は売り上げを伸ばし、家族や社員に裕福な生活を実現することです。どれだけ理想論を言ったところで、お客さまを集めてもらわなければ、店舗も頑張ることができません。「楽天市場」にお客さまをたくさん呼んでいただき、お客さまがたくさんいる場で、店舗がお客さまを喜ばせ合う対決をしていくのが理想だと思います。

「楽天市場」とともに成長し続けることで、銀座に店舗を開くことができました。20年前の私には想像できないことです。これからも「楽天市場」を信じて、努力し続けたいと思います。


【「澤井珈琲 Beans & Leaf」担当ECCに聞く】


▲楽天グループ フード&ドリンク事業課 フード&ドリンク第一グループ 大久保峻氏

“新しい売り方”を一緒に作りたい


私は2020年2月から澤井珈琲さんの担当に付いています。澤井常務とは毎年、売り上げ10%増を目指すことが共通認識になっています。

増収を続けるために、新しい企画を提案しています。今年だと母の日や父の日などギフト商戦も取り込む取り組みを推進しています。ポテンシャルがある市場を提案し、澤井珈琲さんの成長を支えたいと思っています。

澤井常務はクレーム対応だけではなく、広告の入稿作業もご自身でやられています。広告施策のことも理解が深いので、私からもフィードバックし甲斐があります。

澤井常務が「この広告合わないよね」というものはすぐに修正し、「これ良かったよね」というものは次回にも生かしていくことができています。

澤井珈琲さんは「楽天市場」のコーヒージャンルのトップ企業ですし、他の店舗への影響力も大きい存在です。よりアクセスが取れるような新企画を立案し、真っ先にご活用いただき、一緒に新しい「楽天市場」の売り方を作っていきたいと思っています。


「澤井珈琲 Beans & Leaf」
https://www.rakuten.co.jp/sawaicoffee-tea/

「楽天グループ25周年特設ページ」
https://corp.rakuten.co.jp/event/anniversary25th/






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