2022.07.29

【楽天25周年記念インタビュー 第1回〈前編〉】イーザッカマニアストアーズ「『鎖国』から『パリ』でつかんだ交流の契機」

「イーザッカマニアストアーズ」を運営するズーティーの浅野かおり取締役


――店舗への鎖国を解いたのはいつですか?

鎖国していたというよりは、私も社長も人見知りで、人とつながるのが苦手すぎて、交流できていなかっただけでした。

当時は出店する際に講座を受講する必要があり、最初はそれすら嫌がっていました。でも、参加しないと出店できないことは変わらないので、泣く泣く参加したほどでした。

出店後、初めて他の店舗さんと交わる機会となったのは、出店者向け合宿セミナー「楽天虎の穴」でした。出店から数年がたち、店舗運営がうまくいかず、相談する人もいなかったので、どうしようと悩んでいたときに合宿のことを知りました。

「参加したい」と思いましたが、東京でしか開催しておらず、出張費を捻出できないし、諦めかけていました。そんなときに出店者向け合宿セミナー「楽天虎の穴」が私たちのいる神戸で開催されることになったのです。

地下鉄で行ける場所で講座が開かれるということで、急いで申し込みました。それが初めて能動的に「楽天市場」と関わった体験です。

――そこから一気に他の店舗と仲良くなったんですか?

その後も「楽天市場」の出店者向けイベント「楽天新春カンファレンス」や「楽天EXPO」に参加しても、休憩時間はトイレにこもっていたり、弁当も1人で食べたりしていました。

10年前くらいにフランス・パリで開催された「Japan EXPO」へ出店する機会をいただき、そのときに「SILVER BULLET」の高木孝さん、「京都 きもの京小町」の村井洋仁さん、「ランプショップNoel」の久保雅也さん、「壁紙屋本舗」の濱本廣一さんたちと一緒でした。この方たちとは「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)」の受賞式で面識くらいはあったのかもしれないですが、ほとんど「初めまして」の状態で参加させてもらい、帰国後もことあるごとに集まる機会をもらい、仲良くなりました。


▲「イーザッカマニアストアーズ」の人気アイテム「バケーションドレープ ノースリーブ ワンピース」

――今石雄介社長も徐々に交流を深めていったのですか?

社長は社長で、楽天市場の優秀な店舗を表彰する「楽天SOY」の受賞店舗が参加する研修旅行「SOY TRIP」などで、少しずつ波長の合う友達を作っていきました。今、楽天でロジスティクス事業を管掌している小森紀昭さん(当時は爽快ドラッグ)とは、「SOY TRIP」で意気投合したようです。お互いあんまりおしゃべりじゃない性格なので、空気感が合うんでしょうね。二人が会うと、何が楽しいのかは分かりませんが、難しそうな話で談笑していますよ。

同じようなタイミングで、同じような仕事を、同じような目線で働く人が、これだけ一緒に会する場所って、「楽天市場」以外になかなかないと思います。




【楽天25周年記念インタビュー 第1回〈後編〉】イーザッカマニアストアーズ「類を見ない交流から何かが生まれる」
https://netkeizai.com/articles/detail/6888





「イーザッカマニアストアーズ」
https://www.rakuten.ne.jp/gold/e-zakkamania/

「楽天グループ25周年特設ページ」
https://corp.rakuten.co.jp/event/anniversary25th/




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