2022.04.09

スープやスムージーのサブスク「GREEN SPOON」、2年間で100万食を突破 UGCを有効活用

購入者にとって最適な食材を提案

Greenspoonが提供するスープやスムージーなどの食品のサブスクリプション(サブスク=定期購入)サービスが好評だ。2020年3月にサービスを開始し、2年後の2022年2月には累計販売数が100万食を突破した。UGC(ユーザー生成コンテンツ)を使ったマーケティング手法が奏功したという。

サービス名は「GREEN SPOON(グリーンスプーン)」。ユーザーに適したスープやスムージー、サラダなどを提供するサブスクサービスだ。ユーザーが普段の食生活や、果物・肉・野菜の摂取量、アレルギー、苦手な食材などの情報を入力すると、最適な食材を提案する仕組み。

20~40代の働く女性や、料理は好きだが仕事が忙しくてなかなか時間を作れない人などをターゲットにしている。仕事終わりに短時間で調理できる食品を提供。スープはカップに冷凍野菜が入っており、水を入れて電子レンジで温めるだけで食べることができる。

「その人に適した商品が届くことと、簡単に調理できることから女性に好評だった。UGCを活用して、サイトの購入率を高めていった」(マーケティング部責任者 三原壮太郎氏)と振り返る。


▲マーケティング部責任者 三原壮太郎氏
 
「グリーンスプーン」に興味を持ったタレントやインフルエンサーが、インスタグラム(インスタ)で商品の写真を投稿してくれる機会が多かったという。「インスタの投稿写真をUGCとして活用した。『おしゃれ』『非日常感』をテーマにして、UGCを自社サイトや広告に掲載した」(同)と言う。

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