2022.02.05

【モチーフはマンホール?!】アパレルブランド「JAPAN UNDERGROUND」始動 地域活性化にも貢献、47都道府県制覇目指す

マンホールをモチーフにしたアパレルブランドを立ち上げた足立拓海氏(左)と藤本夏紗音氏(右)

ユニークな企画ありきの商品と見られがちだが、アパレルブランドとして、デザインや機能性にこだわっているという。

同ブランドの商品は、「鑑賞用としてシャツを飾りたい」という顧客にも購入されている。こうした需要に応えるため、商品はディスプレーがしやすい形状にしており、マンホールのデザインが見えるよう、透明のケースに梱包しているという。ギフトとして購入されるケースも少なくないという。


ディスプレーを想定した梱包ケースが好評

ファーストコレクションである「北海道」シリーズの開発に先立って足立氏と藤本氏は、北海道を約1カ月かけて、車で一周したそうだ。

直接現地に赴くことを重視しており、今後も各地を車で回りながら商品開発を行っていくという。「ほとんどのマンホールのデザインの権利は、各自治体や水道局が持っている。商品化にあたり、協力してくれる、自治体や水道局に対して極力直接会い、感謝や、ブランドの思いを伝えたい」(藤本氏)としている。

「現地でマンホールや、その地域の魅力を体感し、ユーチューブなどのSNSで発信することにも注力している」(足立氏)と話す。同サイトの商品ページには、二人が現地で、マンホールの魅力を伝える動画も掲載している。


▲YouTubeで発信

同サイトをオープンしたのは2021年9月。翌10月には一時的に売り上げが落ち込んだという。同12月には売り上げが大きく伸び、月商は同10月比で11倍になったとしている。

急成長の要因として、「メディアへの露出」があるという。訪れた各地域の現地メディアなどに直接交渉を行い、露出機会を増やしていっているそうだ。

今春には、「関東地方」シリーズとして、マンホールをモチーフにした新商品をリリース予定だという。

「一つの都道府県につき、ミニマムでも一つの自治体のマンホールのデザインをプロダクト化していきたい。2022年9月に、沖縄でゴールする予定だ」(足立氏)と語っている。


「JAPAN UNDERGROUND」
https://japanunderground.shop/




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