2022.01.30

「淡路アグリファーム」、鹿肉のドッグフードをネット販売 コロナ禍で行き場を失った鹿肉を活用

フレッシュドッグフード「Venison」

農産物の生産や飲食事業を行う淡路アグリファームは2020年、地元淡路島産の鹿肉を原料にしたドッグフードのECを開始した。コロナ禍で飲食店の休業が増える中、同社においても、生産する。野菜や鹿肉を余らせるケースが多くなっていた。その打開策として、ドッグフードのEC事業を開始したのだという。

同社ではもともと、アマゾンと楽天市場で、鹿肉を使用したジャーキーを販売していた。「ジャーキーは継続して購入する顧客が多く、固定客がついていた。顧客からドッグフードを作ってほしいという声が多かったことも、事業を開始するきっかけの一つになった」(担当者)と話す。

同社が販売するフレッシュドッグフード「Venison(ベニソン)」には、100%国産鹿肉を使用している。鹿肉は、牛肉や豚肉と比べて、低カロリーで高たんぱく。そのため、減量中の愛犬用や、中・高齢の愛犬用として、特に人気が高いという。

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