2021.12.03

【<特集>広がる「ヴィーガンEC」】食品だけじゃない?!「化粧品」「バッグ」も注目度アップ


◆ベアエッセンシャル

化粧品でも注目高まる 認証マーク取得しPR


化粧品のEC業界でもヴィーガンを意識した商品に注目が高まっている。

化粧品EC事業のベアエッセンシャルは、リップグロスなど、販売している各種商品に、「ヴィーガン認証マーク」を取得。展開する化粧品ブランド「ベアミネラル」が動物福祉や環境への配慮を重視していることを強調し、ブランドの倫理と価値観を消費者に伝えている。


「ヴィーガン認証マーク」を取得しているリップグロス 

ベアエッセンシャルのEC売り上げは堅調に推移しており、今後はさらなるヴィーガン市場の拡大に期待を寄せている。

「ヴィーガン認証マーク」は、特定非営利活動法人日本ヴィーガン協会が発行している。同協会によると、国内のヴィーガンの推定人口比率は平均1.9%で、京都府の人口に少し満たないほどの規模という。

ベアエッセンシャルは、国内でサステナブルを意識する人が急増していることにも注目する。PR担当の武者涼子氏は「若年層では近年、『サステナブルを意識することが格好いい』という風潮があると思う。ヴィーガンは環境や動物の保護といった思想が根底にあるため、サステナブルの一部とも言える」と話している。


環境への配慮を重視していることを強調

武者氏によると、ここ2、3年で「ヴィーガンの商品はありますか」との問い合わせが増えたという。コロナ禍で健康に関心を持つ人が増加したことも、ヴィーガン人口とヴィーガン市場の拡大を後押ししているようだ。


「ベアミネラル」
https://www.bareminerals.jp/

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