2021.04.09

【記者コラム】フィットネスの次は美容室がアツい!

少し前、「日本ネット経済新聞」でフィットネス業界のEC展開を記事にしました。フィットネスは今やECだけでなくオンライン化が普通になりました。

アナログな業界と言われていたフィットネスは、DX(デジタルトランスフォーメーション=ECやオンライン)によって、新しい業界に変貌しつつあります。そして、次にこの流れが進むと思われる業界は「美容室」。私は今、猪突猛進で取材を進めています。

フィットネス業界のDXが進んだ要因は大きく二つあると思います。それは、会員とトレーナーです。企業が会員に対し、オンライン化することのメリットを訴求することができた点が、次の事業への移行をスムーズ化させました。そして、フィットネスの肝であるトレーナー自身がオンライン化によって、業務の幅を広げられただけでなく、収益化にもつなげることができました。この二点が大きなポイントと思っています。

そして次に予測している美容室は、フィットネス同様に進むかもしれません。が、全く大きく異なる点が一つあります。それは、顧客一人一人と接客する時間が長いことと接点の回数が多いこと。つまり、顧客一人一人との距離が非常に近い、という部分に注目しています。DXで何かを生む、ということではなく、新たなビジネスへの布石がここにあるということです。

ただ、フィットネスも美容室も「個」が強い形態です。進め方を間違えると会社という組織が「個」の力によって、崩落を招きかねません。こうした細かいことまで、突っ込んで美容室業界の取材を進めていきたいと思います!



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事