2020.08.18

【Amazon出品メソッド!アグザルファが徹底解説】第4回「Amazon FBAを利用するメリット・デメリットまとめ!」

FBAのメリット・デメリットを徹底解説


FBAを利用する4つのデメリット


①手数料がかかる

FBAを利用するには手数料が発生いたします。(デメリットとして記載することに違和感がありますが…)
以下に主な手数料を記載いたします。

【必ず発生する手数料】
配送代行手数料
在庫保管手数料

【場合により発生する手数料】
購入者返品手数料
商品所有権の放棄手数料
長期在庫保管手数料 など

FBAでは手数料が細分化されていますので、どのような場合に手数料が発生するのかを理解しておくことをおすすめいたします。(想定外の手数料が発生してしまい、困ってしまったという話を聞いたことがあります…)

FBAを利用するにあたり「必ず発生する手数料」について少し理解しておきましょう。

配送代行手数料
出荷、梱包、配送などの作業にかかる手数料で、商品が売れた際に発生する手数料です
商品のサイズや重量によって異なり、サイズ・重量が大きくなるほど手数料は高くなります。

在庫保管手数料
Amazon専用倉庫で保管している商品に対して毎月発生する手数料です
保管期間が長ければ長いほど在庫保管手数料もかかってくるという訳です。
ですので、注文ペースなどを考慮してFBA納品を行うようコントロールする必要があるでしょう。
また、こちらも配送代行手数料と同じで大きなサイズの商品ほど手数料が高くなります。



倉庫に送った商品は確認することが出来ない

商品をAmazon専用倉庫に送ってしまうと、商品の状態を確認することができなくなります。

デリケートな素材や特殊な条件での保管方法が必要な商品は避けた方が安全です。

商品のコンディションに大きく左右されない商品がFBAに適しているでしょう。

FBAに預けている商品のコンディションを確認する為には、

1.手元に商品を戻す
2.商品の状態を確認する
3.確認後、再度FBA納品

という手間と時間が発生いたします。

また、Amazon専用倉庫から手元に戻すための返送手数料や、再度FBA納品する場合の送料は全て出品者負担となります。

 

③その他の費用・手間

FBAを利用するためAmazon専門倉庫に商品を送る際の送料は出品者負担になります。

また、納品準備として「商品ラベル」をシール台紙などに印刷し、商品1点1点にこのラベルを貼り付ける作業が必須で発生します。

この「商品ラベル」はSKUベースで異なり、Amazon専用倉庫で商品を管理するための重要なラベルになりますので、適切なラベルを貼り付ける必要があります。

なお、FBAのオプションサービスにはなりますが「商品ラベル貼付サービス」も提供されています。

 

④FBAに預けられない商品がある

FBAには以下の商品は預けられないため、出品者出荷になります。

常温管理できない商品
動植物
危険物および化学薬品
医療機器
医薬品・酒類・金券、商品券など
ネオジウム磁石及び磁気が他商品に影響を及ぼす恐れのある強力磁石
ゴールド、プラチナ、銀などの貴金属バー・インゴッド・地金
金貨・銀貨・銅貨・記念コイン
古銭・古札

なお、近年FBA利用が増加している食品カテゴリーは、「室温で管理できる食品で消費期限が60日以上残っている商品」などの条件付きでFBA納品が可能になります。

このように、FBAを利用予定の商品は事前に納品可能かどうか確認しておきましょう!

 

<まとめ>

FBAはメリット・デメリットを理解した上で取り入れる

全ての商品でFBAを利用すべきとは言いません、商品によっては、出品者出荷による発送の方がプラスになることもあります。

発送業務を専用の倉庫に依頼している出品者も多いでしょう。「倉庫を契約する規模ではないけれど、注文数が伸び続け今後の発送業務をきちんと回していけるか不安」「発送できる体制が整っていない」といったような状況の方もいらっしゃるかと思います。

 
そのような不安があれば、FBAを検討されることをおすすめいたします。

まずは2~3商品からでも構いませんので、注文数が高い商品などを対象にFBAを試し、FBA納品にかかる工数や全体の手数料の費用感、セッション数や注文数の変化など、総合的にFBAの感触を試してみてください!

新しいAmazon出品の糸口が見つかるかもしれません!

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