2023.11.27

【インテリアEC特集~2024年の動向予測~】領域拡大、新商品、実店舗に商機 ECと店舗の相互連携進む


アクタス、統合のメリット生かす


アクタスは来年、リアル店舗の拡大と、店舗とECの会員統合を生かした施策で攻勢を図る。

店舗展開においては、ブランド力の向上や人の出入りが多い主要エリアなどの出店を計画している。直近では今年10月に東京・丸の内に新店をオープンしている。引き続き、出店を進める計画だ。

今年10月にオープンした東京・丸の内店
▲今年10月にオープンした東京・丸の内店

ECに関しては、2022年11月に店舗とECの会員統合が完了し、同時にサイトもリニューアルしている。リニューアル以降も販促の下準備に時間をかけ、今年の下半期から本格稼働している。

リニューアル後の成果として、「リピート購入が圧倒的に増え、リピーターになる割合も増えた」(広報チーム 関洋之氏)と話す。また、リニューアル後はEC事業の成長率も上昇し、現状で2桁成長を維持している。

アクタスは、店舗とECの両方で照明アイテムの販売が好調(写真は一部)  
▲アクタスは、店舗とECの両方で照明アイテムの販売が好調(写真は一部)

また、サイト内のコンテンツも拡充している。季節などで異なる特集などを掲載している。コンテンツの強化は売り上げアップの要因の一つになっているという。ECサイトで取り扱うSKU数もリニューアル前と比べて150%以上増やしている。「これからが勝負」(同)と強調している。

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