2023.10.17

中古カメラECのアンドユニーク、1年で売上2倍に 一元管理システム導入で6モールに新規出店

アンドユニーク 上田誠也代表


管理業務を効率化、スタッフが販促に注力


「TEMPOSTAR」を導入した2022年5月時はスタッフが2人だったが、現在は5人に増えている。販売チャネルが2モールから8モールに増えたが、商品登録や受注管理の作業は2人のみで対応している。それ以外のスタッフは売り上げを伸ばす業務に集中することができている。

上田氏は「『TEMPOSTAR』導入前と比べて、売り上げは約2倍に拡大している。販路を広げ、モールごとのイベントでの販促に注力することで、着実に成長できている。2期目の2023年7月期は売上高が約2億円だったが、3期目の2024年7月期は3億円の売上高を目指している」と話す。

新たに「楽天市場」に出店したり、海外販路をさらに強化したりすることでさらなる売り上げ拡大を狙う。


成長に合わせてカスタマイズも検討


ECモールに加えて自社サイトを開設し、そこでの中古カメラの販売や買い取りを促進する計画もある。

上田氏は「自社サイトを開設し、基幹システムで商品管理などに取り組む際には、『TEMPOSTAR』のカスタマイズ機能を活用する可能性もあると思う」と話す。

「TEMPOSTAR」はハイブリッドカスタマイズという特徴を持ち、ASPのようにカスタマイズせずに低コストで利用することもでき、必要に応じてカスタマイズに対応することもできる。導入企業の成長に応じて、システム側が柔軟に拡張できる点も特徴だという。


仲間のシステム導入や運営をサポート


上田氏は自らも先輩経営者から一元管理システムを紹介してもらったように、仲間のEC事業者からの販路拡大やシステム導入の相談に親身に応えている。自身の経験から「TEMPOSTAR」を紹介する機会も増えているという。

上田氏は「『TEMPOSTAR』は事業規模に応じて導入しやすいプランになっており、さまざまな事業者にも紹介しやすい。実際に紹介して導入に至った仲間から、『導入して良かった』という声をもらっている」と話す。

上田氏はただ「TEMPOSTAR」を紹介するだけではなく、無償でCSV登録に必要なフォーマットを提供したり、設定や運用についてアドバイスしたりしている。ZOOMで設定方法をレクチャーすることもあるという。

自らの事業拡大に取り組むだけではなく、利他の精神で仲間も支援し、共に切磋琢磨しながら、さらなる成長を目指している。


■「TEMPOSTAR」
https://commerce-star.com/






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