2023.07.27

日本郵便、小型商品向け新配送サービス「ゆうパケットポストmini」開始 フリマアプリに導入

小型商品をより簡単・便利に発送できるサービス

日本郵便は7月19日、フリマアプリやオークションサイトの利用者が、小型商品をより簡単・便利に発送できるサービス「ゆうパケットポストmini」の提供を開始した。楽天グループが運営する「楽天ラクマ」や、ヤフーが運営する「ヤフオク!」「PayPayフリマ」で導入される。

「ゆうパケットポストmini」の封筒は全国の郵便局で、1枚税込20円で販売する。利用にあたっては、ECサイトが設定する配送料が別途かかる。A5サイズまで封入でき、近年需要が急増しているトレーディングカードや、CDやDVDなどにも対応している。


▲「ゆうパケットポストmini」の送り方
 
「小型の書籍や手帳、アクセサリーなど、サイズと重量が合うものであれば、対応できる」(広報担当者)と話す。封筒に入るサイズまでで、重さ2キログラムまで取り扱いができる。

「これまで、小型の商品は、ゆうパケットポストで送られることが多かった。小型商品に合ったサイズの資材を準備しているため、コスト削減にもつながってくる」(同)と話す。

利用方法は、封筒に荷物を入れ、アプリで封筒の二次元コードを読み取る。封筒の依頼主控えを切り取り、ポストに投函する。投函したあと、アプリの発送通知のボタンを押すと完了する仕組みとなっている。

「プライバシー配送」にも対応しており、サイトの出品者と購入者が、互いに住所・氏名などの情報を開示することなく配送を行うことが可能だという。「小型商品の発送だと、通常の封筒などによる郵送もできるが、それだと個人情報が知られてしまう。小型でありながら、プライバシーが守れるという点が訴求するポイントになっていくだろう」(同)と話している。







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