2023.07.25

北の達人コーポレーション、第1四半期の売上86%増と過去最高 広告拡大で損失計上も顧客獲得は順調

北の達人コーポレーションの2023年3-5月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比86.9%増の39億3100万円となり、過去最高の実績となった。一方、四半期純損益は2300万円の損失(前年同期は2億5700万円の利益)だった。新規顧客獲得が順調に推移したものの、広告投資を拡大したことで損失を計上している。

ブランド別の売上高では、健康食品・化粧品の中核ブランド「北の快適工房」が同92.8%増の35億5800万円、ヘアアイロンブランド「SALONMOON(サロンムーン)」が同63.9%増の2億2600万円となった。

「北の快適工房」において一部商品の発送遅延が生じた。新規顧客の獲得が好調で想定以上の新規獲得費を投資したため、販売利益は予想よりも悪化した。ただ、新規獲得費のROAS(投資対効果)は想定からほぼ変わらず、広告投資効率は維持しているという。先行投資で顧客獲得に成功しており、現状はポジティブな状態だという。



2024年2月期の業績予想は、売上高が前期比67.5%増の146億1700万円、当期純利益は同135.7%増の9億4100万円としている。





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