2023.07.25

オイシックス・ラ・大地、子どもたちに地球の課題を学ぶ機会を提供 第1弾は小平第六小学校で特別授業

特別授業を受けた小平第六小学校の4年生

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地はこのほど、子どもたちが主体的に地球の課題を解決するための「Oisix × 次世代 “これからの食” 学び場プロジェクト」をスタートした。第1弾として、東京都小平市の小学校で特別授業を実施した。次世代を担う世代に学ぶ機会を提供し、学生が主体でアクションを起こせること、そして、そのアクションが大人たちの心を動かし、大きな行動変容につながることを目指す。

オイシックス・ラ・大地は、「これからの食卓、これからの畑」を企業理念に掲げ、食品宅配をはじめ、保育園や病院に対する食材の提供、フードテック企業への投資など、様々な取り組みを行っている。

今できる環境負荷削減を進めると同時に、次世代を担う世代に学ぶ機会を提供し、学生が主体でアクションを起こせること、そのアクションが大人たちの心を動かし、大きな行動変容につながることを目指し、「Oisix × 次世代 “これからの食” 学び場プロジェクト」をスタートした。

第1弾として、6月27日に小平市立小平第六小学校の4年生(3クラス)を対象に特別授業を実施した。「食品ロスを減らすために、マイルールを考えよう」をテーマに、アップサイクルクイズや生産現場からのビデオレターなどを交え、子どもたちの生き生きとしたアイデアが溢れる授業となった。

講師からの「食品ロスはおうち以外のどこから発生しているでしょうか?」との質問には、子どもたちらしい意見が続出した。「ラーメン屋さんで残った汁!」「レストランの食べ残し!」「スーパーで賞味期限が切れたもの!」「工場で捨てられてしまうもの!」など、子どもたちが普段の生活から食品ロスについて、しっかりと考えていることが分かった。


▲特別授業の様子

「食品ロスがなぜよくないのか?」という質問に対しては、「ゴミを海に捨てると海が汚れるから」「資源が不足するから」「作ってくれた方に失礼だから」「ゴミが増えることで環境に悪いから」などの回答があった。

授業の最後には、4~5名の班になり、通常は廃棄されるがまだ食べられる食材をテーマにした「食品ロス削減マイルール あいうえお作文」に挑戦。講師から教わった食品ロスの知識を生かし、たくさんの素敵なマイルールが誕生した。各クラスで選ばれた作品の食材が、10月の食品ロス削減月間に給食のメニューになって登場する予定だ。


▲「食品ロス削減マイルール あいうえお作文」に挑戦

小平市立小平第六小学校 栄養教諭 大坪玲子先生は、「一昨年から食品ロスに関心を持ってもらえるように、給食でも取り組んでいます。毎年10月の食品ロス削減月間には、食品ロス削減を意識した献立を取り入れたり、給食の時間には短時間動画を放送したりと、子どもたちにも食品ロスを身近な問題として捉えてもらえるように指導しています。また社会や総合の授業でも、担任と連携して給食の残菜について講話をしたり、資料を提供する等をしています。これからもどうすれば食品ロスを減らすことができるのか、身近なことから始められることはないか、給食を通してできることは何かなど、子どもたちと考えていく機会を作っていきたいと思っています」と話した。

オイシックス・ラ・大地は、サステナブルリテールカンパニーを目指し、子どもたちとの未来創りを積極的に行っていく考えを示した。次回の特別授業は、2023年9月に品川区の青稜中学校での開催を予定している。





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