2023.05.31

楽天、「父の日ギフト」のポップアップ開設 ショールーミング型で「楽天市場」に送客

ポップアップストアのイメージ

楽天グループは6月1日から、「楽天市場」の人気「父の日ギフト」を体験できるショールーミング型ポップアップストアを開設する。コロナ禍の収束に伴い、リアルに人流が戻る中、商品を発見・体験できるポップアップストアを開設することで、新たな顧客獲得を目指す。

マルイファミリー溝口2Fにショールーミング型ポップアップストア「食べて、飲んで、体験できる楽天市場 父の日ギフトポップアップストア」を期間限定で開催する。開催期間は6月1~14日。



会場では「よなよなの里」が販売する「クラフトビール5種飲み比べギフト」や「うなぎ屋 かわすい」の「国産うなぎ蒲焼き3種セット」など、「楽天市場」に出店している人気の21店舗が取り扱う父の日向けの商品21点を展示する。店頭で実際の商品の試食もでき、商品の理解を深めて、比較・検討できるポップアップストアとなっている。


▲「よなよなの里」が販売する「クラフトビール5種飲み比べギフト」

ポップアップストアの展示商品は、その場では購入できない。購入は「楽天市場」で行う仕組み。商品情報をまとめた商品カードを会場内に設置しており、自宅でじっくりと商品を選ぶこともできる。

来場客には、ポップアップストアで展示した商品をお得に購入できる最大600円分のクーポンを、QRコードで配布する。先着利用500回限定のクーポンとなっている。


さまざまなスタイルのOMO店舗を展開


楽天グループは昨年12月にラフォーレ原宿に韓国関連商品を販売するリアル店舗を開設した。今年2月1~14日には、「北千住マルイ」にバレンタインデーギフトを集めたショールーミング型ポップアップストアを運営している。

今年3月1~31日には、人気のお取り寄せスイーツを購入できる期間限定のOMO店舗「楽天市場スイーツ展」をJR東京駅に開設した。この店舗では、来店者が店頭で商品を購入することもでき、店頭に展示する2次元バーコードをスマートフォンで読み取り「楽天市場」の商品ページに遷移して購入することもできるハイブリッド形式だった。

楽天グループは「楽天市場」とリアル店舗の双方で顧客獲得を進めるOMO施策を強化している。出店場所に合わせてさまざまな店舗モデルを試しながら、最も効果の高いOMO施策を模索している。





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