2023.04.05

Stripe、完全栄養食を展開するベースフードの急成長をサポート キャッシュフローや業務効率化などに貢献

スタートアップから大手企業まで、新たなビジネスモデルの成長をサポートするStripeはこのほど、完全栄養食の開発や販売によって急成長を遂げているベースフード社において、Stripeのソリューションが導入され、さらなるビジネス拡大をサポートすることになったと発表した。

ベースフードは「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに」をミッションに掲げ、完全栄養食の開発・販売事業を展開。2016年の設立から急成長を続けており、2022年には東京証券取引所のグロース市場への上場を果たした。

ベースフードが販売するパンやパスタなどの製品は、ビタミン・ミネラル・たんぱく質・食物繊維を豊富に含み、栄養バランスに優れた主食として多忙な現代人の健康を支えている。この「完全栄養食」の主要な販売チャネルは自社ECサイトであり、売り上げの6割以上を占めている。


▲ベースフードが販売する商品


ベースフードは2018年、ECカートシステムを刷新するにあたり、改めて最適な決済システムの検討を実施。創業期のベースフードにとって魅力的だったという「導入の早さ」や「ダッシュボードの使いやすさ」「拡張性の高さ(スケーラビリティ)」といった特徴により、「Stripe Payments」の導入に至ったという。

この選択について、ベースフードの山本陽介CFOは、「当時は人が少なく、決済システムの導入や運用管理にリソースを割くことができませんでした。しかし、Stripeの豊富な経験や充実した書類で導入は短期間で完了できますし、ダッシュボードに表示されるデータは分かりやすく、容易に確認することができます。グローバルな大企業も利用しており、当社が今後成長、拡大しても、信頼して利用を継続できるプラットフォームです。Stripeは決して最安値の決済システムではありませんが、目に見えないコストとパフォーマンス、将来性を 勘案し、最適のソリューションだと判断しました」と述べている。

さらに入金サイクルが週に1度で、スタートアップ企業のキャッシュフローに役立っているという「Stripe Payments」の特徴についても、「われわれのビジネスは仕入れをして在庫を持つというスタイルですので、特に初期の頃は資金繰りにおいて入金サイクルが重要な問題でした。以前使っていた決済サービスは入金サイクルが月に1度でしたから、週に1度のStripeに切り替えたことで、とても安堵した事を覚えています」と話した。

ECサイトにおけるクレジットカードの決済成功率についても、「以前使っていた決済システムは成功率が低く、その度に手動で解決する必要があったのですが、Stripeに切り替えてからは、決済の失敗がほとんどなくなりました。製品がメディアに取り上げられて、サイトへのアクセスが通常の40倍にも跳ねることがありましたが、その時もエラーは1度も発生しませんでした」と述べた。

分かりやすく使い勝手の良いユーザーUXに特に注力しているというStripeソリューションのダッシュボードは、売り上げ管理の工数の劇的な低減にも寄与。 山本CEOもダッシュボードについて、「常に管理しやすく、以前は丸1日かけていた売り上げ分析が、半日で完了するようになりました。クレジットカードの不正使用なども、ダッシュボード上から確認できるので、すぐに対応が可能です。上場審査においては、売り上げや出荷、注文データの厳密な管理が求められますが、その点においてもStripeのように信頼性の高い決済サービスを使うことは重要だと思います」とコメントした。

ベースフードは、現在、香港のECモールに出品し、好評を得ている。「栄養のインフラ」を目指しながら人々の健康な身体づくりに奉仕し、今後、海外展開を含めて大きく飛躍する同社の成長を、Stripeは効率が高くかつ安定した決済プラットフォームとしてこれからも支援する考えを示した。




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