2023.02.16

【「ebisu growth」の魅力は?】インターファクトリー×マクロジ「チャネル横断型のECコンサル基盤に成長」

写真左からインターファクトリー 取締役 ECビジネス成長支援事業責任者 三石祐輔氏、マクロジ 代表取締役社長 上田隆太氏、取締役副社長 赤松康平氏


EC事業全体の最適化に寄与できる


――導入企業のメリットは?

三石:チャネルごとではなく、EC事業全体を考えて、支援できるのが大きなメリットだ。顧客企業の状況や商材を考えて、先に注力すべきチャネルを検討したり、事業ポートフォリオとしてのバランスも提案したりできる。EC事業全体の最適化に寄与できる。

これまでは自社ECの担当者としかコミュニケーションしておらず、自社ECの成長のみを支援してきた。顧客企業の中には自社ECだけではなく、ECモールも含めたEC事業全体を支援してほしいという声もあった。

上田:EC市場全体を見ると、「楽天市場」「アマゾン」「ヤフーショッピング」の3大モールだけで、国内EC市場の70%を超えるシェアを占めている。EC市場の3分の2以上を占めているチャネルを攻められていない企業にとって、その領域を本格的に支援してくれるサービスは魅力があると思う。

赤松:自社ECで実績のある企業が、ECモールに出店するだけで、初月から1000万円以上も売り上げるケースがある。ECモールでしか買い物をしない顧客を獲得できるメリットは大きい。

――ECモール支援の対象企業は?

上田:年間売上高1億円以上を目指す企業が対象になる。この規模を目指す場合、通常は専任担当者を1〜2人採用する必要がある。「ebisu growth」では、サービスをご利用いただくことで、採用するよりもリスクなく挑戦できるという点を売りにしている。当社の支援先では、商品撮影だけ内製化し、運営は当社が行うことで、年間3億〜4億円を売り上げている企業もある。

――自社EC領域の支援においては、「ebisumart」の導入が基本になるのか?

三石:「ebisu growth」では、「ebisumart」以外の自社ECソリューションも積極的に提案していく。顧客企業のEC事業を成長させるために、何が最適かを考える。自社ECのコンサルでは、例えば「Shopify」に強い会社や、「futurshop」に強い会社などとも協業していきたい。そういったパートナーには、「ebisumartを選定しなくてOK」だと改めて伝える。

――他にどのような企業がパートナーになる可能性があるのか?

上田:例えば越境ECに強いパートナーが参加すると、当社の顧客企業にも越境ECへの参入を提案しやすくなる。ほかにも中小企業診断士や社会保険労務士などの専門家もパートナーに加わると、新しい助成金や補助金の制度が始まったタイミングで、「ebisu growth」の支援企業に情報が回り、希望者には具体的な導入の提案ができるようになる。

さまざまな専門家が参加することで、多様な情報が得られやすくなり、支援の幅も広がる。外資のソリューション企業がM&Aなどで支援領域を広げているが、「ebisu growth」は事業提携で支援領域を広げていきたい。ECコンサルのスペシャリスト集団を目指している。

――2月28日に開催するセミナーについては?

三石:サービスリリースをきっかけにマクロジ社とともに無料のウェビナーを開催している。直近では2月28日にECモール、自社ECそれぞれの戦略をテーマに解説するつもりだ。


■セミナー申し込みURLはこちら
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_CH2L5syPRlirXDktann0SQ





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