2022.10.27

ビックカメラ、グループEC売上が8.3%減に 次期は商品拡充で増収へ

ビックカメラグループの2022年8月期の連結業績におけるEC売上高は、前期比8.3%減の1434億円だった。EC化率は同0.7ポイント減の18.1%だった。

2022年8月期の連結売上高は前期比5.0%減の7923億6800万円となった。連結業績における、商品カテゴリー別の売り上げは、パソコン本体が同10.5%減、ゲームが同15.9%減となった。コロナ禍で急成長していたカテゴリーが大きく売り上げを落とした。



2023年8月期の連結売上高は前期比3.9%増の8235億円になると見込んでいる。2023年8月期のEC売上高の目標としては、前期比5.5%増となる1513億円を掲げている。

EC事業では、「欲しいものがある、分かりやすく、安心して買える」の原点を追求し、取り扱いアイテム数の大幅増を目指すとしている。検索エンジンの強化についても、2022年末に予定しているという。

品ぞろえの拡充に向けて、デジタルを活用したサプライチェーンの最適化を、中長期視点で進めていくことも検討しているという。



物流拠点には、新規に物流機器を導入し、生産性や保管能力を改善していく方針だ。労働力人口減少に向け、ロボティクスの導入も検討していくという。




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