2022.10.26

Pinterest、「Shopify」「Google タグマネージャー」と統合した『新コンバージョンAPI』を提供

Pinterestは10月25日、ビジュアル探索ツールの「Pinterest」において、「Shopify」および「Google タグマネージャー」と統合された新しい「Pinterest コンバージョンAPI」の提供を開始した。広告主のより優れたターゲティングと計測を支援する。

Pinterestの運営する「Pinterest」は、レシピやインテリア、ファッションなど、さまざまなアイデアを発見・整理するビジュアルディスカバリーエンジン。気に入ったアイデアを保存するブックマークの「ピン」を保存・シェアすることができ、新しいモノやアイデアが世界中のユーザーから集まるコミュニティとなっている。

このほど、広告主が自社のデータを 「Pinterest」に接続するための安全で信頼性の高い新しい方法として、「Shopify」および「Google タグマネージャー」と統合された新しい「Pinterest コンバージョンAPI」の提供を開始した。

このタグのないサーバートゥサーバーソリューションは、より優れたターゲティングと計測を可能にするもので、広告主はパフォーマンスを継続的に把握しながら「Pinterest」の広告キャンペーンを最適化することができる。

先に発表した「Pinterest ショッピング API」に続き、「Pinterest コンバージョン API」は、「Pinterest API」および 「Pinterest」の一連の計測ソリューションの利用形態としては最新のものとなり、日本を含む世界中の広告主は、直接実装またはパートナー経由での導入が可能だ。

現在までに、世界中の数百の広告主が「Pinterest」との提携、コンバージョン APIの導入を行っており、パフォーマンスと信頼性への影響を検証している。コンバージョン APIコンバージョンを導入した広告主がAPIとタグの両方を活用した場合、タグのみを使用した場合と比較して、oCPM キャンペーンの CPA(アクションごとのコスト)が平均14%改善、コンバージョンアトリビューション量が平均して36%増加したことを挙げ、検証から得られた初期の結果は、コンバージョン APIが未来のコンバージョン測定方法であるだけでなく、「Pinterest」の広告主にとって現在のパフォーマンスの原動力として機能していることを示したとしている。

Pinterestは今後も、暮らしをさらに豊かにするためのアイデアの実現を可能とするプラットフォームを構築し、企業とユーザーの双方にとって価値あるサービスの提供を続けていく考えを示した。




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