2022.08.23

PRECS、D2Cを加速する新カート「リピストX」提供開始 単品・リピート通販カート「リピスト」の後継プロダクト

PRECSは8月22日、D2C/ECの単品通販・定期通販/頒布会通販に特化したカートシステム「リピスト」の後継プロダクトとして、「リピストX(クロス)」の提供を開始した。複数の商品の中から一定の点数を選んで購入する「よりどり販売機能」、チャット形式の購入フォーム、広告代理店やWeb制作会社などの外部パートナーごとに個別の管理権限を付与する機能など、D2C事業をさらに加速させる機能を追加した。

「リピストX」の前身となる「リピスト」は、月額1万4800円の固定費で利用ができる通販カートシステム。ショップサイトやランディングページの構築、商品管理、受発注・出荷管理、顧客管理、広告効果測定/継続率分析、受電やFAXでの注文受付などをオンライン・オフラインを問わずワンストップで管理できるプラットフォームとして提供開始から13年が経過しており、累計の導入社数は1200社を超え、2022年の年間流通総額は900億円に達する見込みとなっている。

このほど、「リピスト」の機能に加え、D2C事業をさらに加速させる機能を追加した後継プロダクトとして、「リピストX」の提供を開始した。

複数の商品の中から一定の点数を選んで購入できる「よりどり販売機能」を実装し、「全100種類の商品から任意の3点を選んで5000円」といった設定が可能になった。複数の商品グループの中から選択することも可能で、おかずを2点、主食を1点、デザートを1点の計4点で2000円といった販売方法にも対応する。



「買いやすい」を実現し、購入体験を向上するチャット形式の購入フォームも実装した。「購入する」のボタンをクリックするとチャットが立ち上がり、チャット上で購入が完結できる。メッセージの表示順や内容、デザインを自由に編集可能だ。



購入完了ページで、1回のみの購入から定期コースへの引き上げ(アップセル)や、他の商品の購入(クロスセル)を促進できる機能として、確認ページ/完了ページへのグレードアップオファーの表示機能も搭載した。完了アップセル/クロスセルが成立すると、先行する注文は自動的に削除されるので、受注データの取消、編集といった作業は不要で利用できる。



広告代理店やWEB制作会社などの外部パートナーへの機能権限付与も可能。例えば、A社は広告の集計(自社取り扱い分のみ)だけ、B社は広告の集計に加えてLPの編集と広告用URLの新規発行もできるなど、パートナーごとに異なる権限を設定できる。高い権限が付与された代理店では、LPの改修や新規作成、出稿用のURL発行、成果通知タグ等の設置も可能なため、新規の広告出稿に伴う作業をすべて代理店に委託することも可能となる。



配送サイクルが変動する定期購入を設定できる、同一定期コース上での変動サイクル設定にも対応した。初回は10日分、2回目は30日分といった定期コースを作成できる。



この他にも、業務効率化、CVR・LTV向上のためのさまざまな機能を実装し、大きな進化を図った。




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