2022.06.26

第2の代替肉「トーフミート」の注目度アップ 「食べるJAPAN 美味アワード2021」で準グリンプリ受賞

次なる代替肉「トーフミート」を開発

トーフミートが開発した代替肉「TOFU MEAT(トーフミート)」は、一流シェフが審査する「食べるJAPAN 美味アワード2021」で準グリンプリを受賞するなど、注目を集めている。既存の代替肉の課題を解消し、第2の代替肉として「トーフミート」の認知向上に注力している。

代替肉とは、肉の代わりに大豆などの原料を使用し、肉に近い食感・味わいを再現した食材のこと。代替肉の業界では、「大豆ミート」と呼ばれる、大豆からタンパク質を取り出して肉のように加工した食品が広く流通している。

だが、同社では「大豆ミート」ではなく、豆腐から製造した「トーフミート」の開発に乗り出した。

「『大豆ミート』は、乾燥タイプの商品を、いったん水に戻して調理する。どうしても大豆臭さが出てしまう。この問題を解消するため、新たな代替肉を開発することにした」(村上英雄社長)と理由を話す。


▲村上英雄社長

「トーフミート」は「大豆ミート」よりも臭みが少ないという。挽き肉の代替肉として使用したり、ティラミスや生チョコレート、チーズケーキなどに使用したりすることも可能だ。

「臭みがないため、デザートとの相性は抜群。『大豆ミート』よりも用途は広いはず」(同)とみている。

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