韓国のインテリアや雑貨を販売するAndMeは2021年9月末から、ECサイト「DEARDAY（ディアデイ）」を運営している。現在三つのブランドを取り扱っている。
益子社長が自ら、SNSなどから韓国で人気のブランドを探し、DMを送りアポイントを取っている。韓国のスタートアップブランドや商品へのこだわりを持つデザイナーズブランドなど、「AndMe」と一緒に成長できることが選定の基準だ。「どのような人がどのような志で商品をデザインしているのか知りたい」（益子光純社長）と話し、直接デザイナーとコミュニケーションをとることもあるそうだ。
「APAIRB（アペアビー）」は2019年に韓国女性2人の同級生が始めたブランドだ。SNSなどで話題となった立て掛けるタイプの変形型ミラーで知られる。日本とは初めて取引するブランドだという。
キャンドルブランドの「honeyflamingo（ハニーフラミンゴ）」の商品は一つ一つが手作りのため、形も微妙な違いがある。香りの調合をデザイナーが行っていることも商品のポイントだ。
韓国のトレンドである、欧州風のデザインが特徴の「HOTEL PARIS CHILL（ホテルパリチル）」は、韓国で人気のブランドで認知度が高い。日本でも認知が高まっている。ポーチなど手にしやすい商品が多く、商品タグがホテルの鍵のデザインになっているなど細かなこだわりがある。
▲ホテルパリチルの商品
今年のゴールデンウィーク中にルミネ新宿にてポップアップショップで販売を行ったところ、「売り上げもよく、想定以上の反響だった」（同）。日本で販売する前からブランドを知っている人が多く、「韓国が好きな人の中には、インスタなどで韓国のブランド側をフォローしている」（同）ことが分かったという。
同社では韓国コスメの情報をメディアで発信する事業も手掛ける。コスメやライフスタイルを通して韓国の文化を発信し、日韓の交友関係を築いていきたいとしている。
「DEARDAY」https://dearday.jp/
