スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START（スタッフスタート）」を運営するバニッシュ・スタンダードは6月7日、LINEと共同開発した新サービス「LINE STAFF START」において、フューチャーショップの提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」との標準連携を開始した。「futureshop」を利用する事業者の「LINE STAFF START」の容易な導入を可能にし、さらなるOMO化推進を支援する。
バニッシュ・スタンダードとLINEが共同開発した「LINE STAFF START」は、バニッシュ・スタンダードのスタッフDXツール「STAFF START」と、LINEの個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」をかけ合わせた新しいオンライン接客サービス。導入企業の店舗スタッフは、商品紹介やコーディネート提案、キャンペーンなどの情報発信、チャットによるオンライン接客を個々の顧客に対してLINEを使って直接行うことができる。
「LINE STAFF START」を通じた接客から企業やブランドの公式ECサイトでの購買につながった場合、スタッフ個人の売上として可視化も可能。本部は、スタッフ個人や所属店舗の実績として評価に利用できるという特徴も備える。
一方、フューチャーショップの提供する「futureshop」シリーズは、未来に向けたコマース戦略を創造するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム。デザインカスタマイズ性の高いCMS機能をはじめ、実店舗とECのポイント制度や顧客情報を統合する「futureshop omni-channel」サービスを提供。「店舗受取オプション」や「実店舗在庫表示機能」「STAFF START」との連携など、実店舗とECの相乗効果をもたらす機能が豊富に備わっている。
このほど「LINE STAFF START」と「futureshop」は、標準連携を開始した。これにより「futureshop」を利用する事業者は、簡単な手続きで「LINE STAFF START」の導入が可能となる。オンラインでも顧客とのリッチな1to1コミュニケーションを実現する「LINE STAFF START」により、「futureshop」を利用する事業者の実店舗とECを融合した顧客体験の向上をサポートし、OMO（Online Merges with Offline）のさらなる推進を図る。
標準連携の開始に伴い、6月16日には、フューチャーショップ、LINE、バニッシュ・スタンダードの3社による「LINE STAFF START」のサービス概要を紹介するウェビナーを開催する。参加申し込みを専用のWebページで受け付けている。
