2022.06.07

ECのための延長保証 「proteger」、パソコン修理に対応 良いものを長く使うサステナブルな社会の実現に貢献

ECのための延長保証「proteger(プロテジャー)」を提供するKivaはこのほど、IT機器の設定・トラブル解決を行う日本PCサービスと業務提携し、「proteger」におけるパソコンの交換・修理保証を6月6日より開始した。従来の機器の交換だけでなく、「proteger」により修理が可能となったことで、“良いモノを長く大切に使い、サステナブルな社会の実現”に向けた一助となることへの期待を示した。今後は両社で連携し、スマートフォンなどDX化で市場拡大が見込まれるデジタル機器に対象を拡充する予定としている。

Kivaは、販売事業者のECサイトでの延長保証支援を行う企業として、ECサイトに最短即日で導入できる延長保証サービス「proteger」を提供。大手メディアでの紹介をはじめ、これからのEC事業を支えるサービスとして注目され、家電・家具・時計・オーディオ製品・アウトドア用品、カー用品、自転車用品など幅広い製品に付帯実績を持つ。

一方、日本PCサービスは、パソコンやスマートフォン・IoT家電など、デジタル機器全般の修理・トラブル解決を全国において、最短即日でサポート。個人向けのデジタル機器有料訪問サポートでは、利用率No.1の実績を誇る。

このほど両社は業務提携し、「proteger」に保証申請されたパソコンの交換・修理保証を開始した。「proteger」が提供するシステムを使って最短即日で導入でき、延長保証の受付から各種手配は全てKivaが対応。保証申請されたパソコンの修理は、日本PCサービスが担い、大切なデータを守って修理が可能な技術と全国・最短即日サポートの実績を活かして対応する。

パソコンを販売するEC事業者は、同サービスの導入により、自社だけでは構築が難しい延長保証を簡単に提供でき、顧客に安心を提供し購買率の向上につなげることができる。一方同サービスを導入したWebサイトで商品を購入する消費者は、製品購入時に延長保証メニューを選択するだけでパソコンの交換・修理保証に加入でき、保証申請もWeb上で簡単に行うことができる。保証に加入することで機器故障による突然の修理費用の心配がなく、大切なデータを守りながらの修理が可能になる。

コロナ禍をきっかけにDX化が進み、物販系のEC市場規模は成長している。2021年の経済産業省の発表によると、特に「生活家電・AV機器・PC・周辺機器等」の分野では、2020年商取引金額のうちEC化率は37.45%と前年比で増加傾向となってる。

製品のスペックが明確で、特徴が理解しやすいパソコンなどのデジタル機器はECとの親和性が高い。しかし一方で、端末価格が高額な点や、重要情報を取り扱う機器のため、万が一のときの保証やアフターサポートを求める顧客心理から、安心して購入するための延長保証など、店頭販売と同等のCX(顧客体験)の提供に課題がある。

Kivaと日本PCサービスは、延長保証サービス「proteger」にパソコンの修理保証を含めたサービスを開始することで、こうした課題の解決を支援する。今後は、成長するEC市場の活性化と“良いモノを長く大切に使いサステナブルな社会の実現”に向け、修理保証の対象機器を拡大していく予定としている。



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