2022.04.27

ZOZO、ファッション特化型ソーシャルコマースを展開 今夏から「WEAR」の着用アイテムを出品・購入可能に

ZOZOは4月27日、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」において「ファッション特化型ソーシャルコマース」を展開すると発表した。今夏、「WEAR」アプリ上からファッションアイテムを簡単に出品・購入できるフリマ機能の提供開始する。

ファッションSNS「WEAR」は2013年にサービスを開始し、アプリダウンロード数は1600万を突破している。これまでに1200万件を超える多種多彩なコーディネートが投稿されている。

今回、ファッション特化型ソーシャルコマースで導入するフリマ機能では、「WEAR」アプリのマイページに登録されているファッションアイテムを簡単に出品(販売)できるようにする。他者のコーディネートに使われているアイテムを「WANT(欲しい)」ボタンから、コーディネートの投稿者が持っているアイテムに対して出品をオファーすることも可能。



例えば憧れのファッショニスタの着用アイテムや欲しかったけど買い逃したアイテムなどに対して、ワンタップで気軽にアイテムへの購買意欲を示すことができる。オファー時に購入希望額を設定すれば、オファーを受けたユーザーが自身の所有アイテムの需要を知り、出品へのモチベーションを高めたり出品時の価格設定の参考にすることが可能だ。

「WEAR」に出品されたアイテムは、「PayPayフリマ」にも同時出品できるため、幅広いユーザーとファッションアイテムの取引を通じて、ファッションの楽しみを分かち合うことができる。

「WEAR」が提供するファッション特化型ソーシャルコマースは「ファッション情報の豊富さ」が特長の一つ。ZOZOが保有する膨大なデータをもとに表示される「投稿者の身長」、実際のファッションアイテムを使った「着用コーディネート」「似たアイテムを使ったコーディネート」などにより、着用時のサイズ感や、着用・着回しイメージの参考にできる。さらに、「ZOZOTOWN」上にデータがあるものに関しては「商品の参考価格」「在庫状況」などの情報を参考にしながら、購入の検討が可能だ。

ZOZOは、事業のさらなる成長戦略である「戦略の3本柱」の一つとして「『買う』以外のトラフィックを増やす」ことを掲げている。これまでの「ファッションを『買う』ならZOZO」から、「ファッションの『こと』ならZOZO」を目指し、「WEAR」の強みである「コーディネート」投稿の特徴を生かした、ファッションの新しい売り方・買い方の実現に取り組む。




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