2022.01.20

白鳩、第3四半期は売上10%増の46億円 PayPayモール、アマゾンが堅調

PB商品「ヒミコ」の一例

下着ECの白鳩は、2021年3-11月期(第3四半期)の売上高が前年同期比10.5%増の46億400万円となった。「PayPayモール」やアマゾンの受注が堅調に推移した。
 
「PayPayモール」はクーポンなどによる集客施策や商品広告の効果が出て、売上高は計画比13.8%増で推移した。アマゾンでは取扱商品の拡充や広告を最適化して、売上高は計画比18.4%増となった。
 
プライベートブランド(PB=自主企画)の割合は増えている。PB商品の中では、「HIMICO(ヒミコ)」の売り上げが前年同期比約2.5倍となった。
 
収益は赤字が続いているものの、営業損失3700万円(前年同期は1億2100万円の損失)、経常損失6000万円(同1億5100万円の損失)、当期純損失3200万円(同1億4700万円の損失)と、いずれも赤字幅が縮小した。
 
「PayPayモールはポイントの配布やテレビCMなど、モール側が集客に力を入れているため、それが売り上げ拡大を後押しした。PB商品の『ヒミコ』は、日本のブランドにはあまりない価格帯とデザインが、お客さまの目にとまったのではないか」(IR担当)と話している。



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