2022.01.09

TriValue、家具共同配送サービスの対象エリアを拡大 東北・東海・関西エリアで提供

東北・東海・関西の10府県へ拡大

インテリア系大型商品の配送事業を手がけるTriValueはこのほど、家具共同配送サービスにおいて、提供エリアを拡大する。新たに東北・東海・関西の10府県へサービスを提供する。東北・関東・東海・関西エリアの各配送事業者をシステムで繋ぎ、高品質な家具配送ネットワークを構築する。

TriValueは、インテリア系大型商品の配送事業者として、家具のメーカーや小売業の顧客に宅内設置を伴う宅配サービスを軸に配送や倉庫を含めた総合的な物流サービスを展開。家具共同配送サービスでは、家具配送に特化し、配送事業者をつなぐ高品質な家具配送サービスを提供している。同サービスは、関東1都6県を中心に提供していたが、2021年12月より新たに中京・関西エリアの1府5県へ対象を拡大した。

このほどさらなるエリア拡大を図り、東北6県、岐阜県、静岡県、京都府、兵庫県でも家具共同配送サービスの提供を開始する。同エリアでの受注開始日は1月20日、配送開始日は2月1日。各エリアの配送事業者をTriValueのシステムで接続することで、高品質な家具共同配送サービスを統合されたインタフェースから利用することができる。

今回の配送エリア拡大とあわせ、貨物追跡システムの提供を開始する。これにより配送登録時に同社が発行する伝票番号を元に、受注状況、配送予定日、配送ステータスを確認することが可能となる。


貨物追跡システムの提供開始

家具の販売もEC化が進み、より広範囲に家具配送サービスを提供できる事業者への期待は高まっている。一方、大型家具の配送サービスは、特化した搬入と組立技術を必要とし、人材の育成には時間がかかることが課題となる。TriValueは、各エリアの配送事業者を自社の受注管理システムでつなぎ、ひとつのネットワークとして提供することで、家具メーカー、家具小売事業者のEC化へも貢献していくとしている。

受注管理システムとTMS(輸配送管理システム)を連動し、配送事業者の負荷を削減しながら、顧客の利便性の向上、およびデータ連携も含めたオペレーションコスト削減の仕組みを提供し、今後もエリア拡大を含め、物流とITを融合し、サービス強化に取り組んでいく考えを示した。


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