■『パレートの法則』:ネットショップの場合
さて、2:6:2を、2(好意):8(普通/無関心/悪意)に戻して考えます。
なにか商品やサービスの提供を開始すると、
2(ファン/リピーター)
8(普通/無関心/悪意)という構図になることがほとんどです。
また、なにか商品やサービスを販売しているときに購入する人は“2(ファン/リピーター)”が圧倒的に多いです。
■マーケティングに当てはめると?
「顧客全体の2割の優良なお客さまによって、売り上げの8割をあげている」
または、「商品の上位2割(人気)が、全体売上の8割の売り上げをあげる」とも言います。
そのため、リピーターや既存顧客様を差別化することで、売り上げの8割が維持できると言われています。
例えば、
・5回目購入のお客様に特典をつける
・フォローメールで、「いつもご利用ありがとうございます。」と一文入れる 等
差別化の方法は、お店によっても多種多様です。
■ECショップに活かすには……
ECショップをすでに運営されている方や予定されている方は、ご自身のショップが当てはまるか?という視点で見ていただければと思います!
◇パレート型ECショップの特徴
・商品数(~200点未満)
・専門店や小売店(メーカー、生産者)
・主力商品がある
→自社が持つ独自の価値を“全力”で推せる可能性がある
例えば、【モンブランが有名なケーキショップ】があったとします。
売れ筋は、やはり“モンブラン”
生ものなので、置いておける品数も少なく(=数量限定)、他に焼き菓子などもありますが、主力商品の売れ行きがダントツです。
こうした店舗が、『パレートの法則』に当てはまります。
◇ユーザー側から見た検索の仕方
基本的に、新規で訪れるユーザーは、どういった商品が欲しいか決まっていない場合が多く、先程の例でいえば、「モンブラン オススメ」などで検索することが多いです。
何が言いたいかというと、購入を考えている商品のジャンルは定まっているもののさまざまな商品をレビューなどで比較して考えることが多い傾向にあります。
皆さんもご自分用か贈答用では、調べ方が変わるという方も多いのではないでしょうか?
さて、では、どのようにすれば、興味を持ってもらえるでしょうか?