2024.04.28

チャンルージャパン、ギフト商品好調で1ー3月はEC売上20%増 商品写真にこだわり

事業部長 岡田泰幸氏

チャンルージャパンは、米国のアクセサリーやジュエリーの輸入・販売を手がけている。2024年1~3月のEC売上高は、ギフト商品が特に好調だったことで、前年同期比20%増となった。ハンドメードならではの商品の魅力をオンラインで伝える取り組みに注力している。

同社の商品は、天然石など高品質な素材を使った、職人によるハンドメードが特長だ。「グローバルの方針としてECをメインとしたビジネス戦略のため、ECサイトは顧客との重要なタッチポイントとなっている。

創業者でデザイナーのチャン・ルー氏が世界中を旅する中で見た、職人が作った工芸品への情熱と自然界の美しさを表現したアクセサリーなので、その良さを伝えたい」(事業部長 岡田泰幸氏)と話した。5~10年前の商品でも、修理をして長く愛用する顧客も多いという。


▲ハンドメードのアクセサリー

ネックレスなどは、紐の長さやジュエリーの大きさなどで印象が変わるため、単体の商品写真だけでは着用イメージを持ちにくい。さらにハンドメードであることから、写真と実物に違いが出てしまうことも難しさがある。

そこで、自然の中でロケ撮影を行い、実際に身に着けた様子を伝えているという。現在は、EC販売をさらに強化するため、試着サービスやチャットでの接客、360度撮影での3Dビジュアル導入などを検討しているという。

2024年1~3月は、バングルとブレスレットをセットにしたバレンタインギフトが特に人気だったという。

「メタの広告なども活用して露出を増やしたことで、新規層の獲得もできたと思う」(同)と振り返った。

今後については、越境ECを視野にいれているという。

「中国や東南アジアへの展開を検討している。ジュエリー、アクセサリーの潜在ニーズもあるのではないかと思う」(同)と話した。





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