2024.01.27

【有識者に聞く!2024年のEC市場展望】アルド 佐藤英介代表「ヤフーショッピングの売上拡大策を紹介」

テーマ:「モール」


2023年は「ヤフーショッピング」の流通総額が前年を下回ったと話題になった。「ヤフーショッピング」の運用代行やコンサルティング業務を行うアルドの佐藤英介代表に2024年の「ヤフーショッピング」の売り上げを伸ばす方法を聞いた。


2024年は、「LYPプレミアム会員」向けの特典強化や、LINEとの連携強化、「無在庫転売」のチェックが少しずつ効果を出していることなどから、「ヤフーショッピング」の流通総額は回復傾向になると予想する。

その中で、「ヤフーショッピング」に出店している店舗が売り上げを伸ばすには、大きく3点が重要になりそうだ。

1点目はプレミアム統計などのデータ活用。「楽天市場」や「Amazon」と異なり、「ヤフーショッピング」はモール全体で検索されているキーワードのデータや過去の商品ランキングなどさまざまなデータを提供している。

「プロモーションパッケージ」という売り上げの3%を課金するプランに入らないとこうしたデータは閲覧できないが、他モールでも活用できるほど重要なデータを見られるので、活用することをお勧めする。

2点目はアイテムマッチ広告(キーワード広告)の活用だ。「ヤフーショッピング」利用者は他モールに比べてアイテムマッチ広告をクリックする傾向が高くなっている(当社調査)。その傾向は高まっているため、狙っているキーワードで上位表示するだけでなく、アイテムマッチ広告でも表示させることで、売り上げアップにつながる。

3点目は最も重要なこととして「ヤフーショッピング」は変化が激しいモールなので、お客さまもキャンペーン内容などが分かっていないということだ。

そのため、「ヤフーショッピング」のキャンペーン活用方法などをお客さまに情報提供をすることで、「ヤフーショッピング」で買い物をしようという気持ちになるし、情報提供をしているお店への信頼度も高まる。








RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事