LINEヤフー、顧客情報の誤送信発覚 クレカ情報は含まれていない

LINEヤフーは12月5日、「ヤフーショッピング」において、最大で1万6938人の顧客情報の誤送信を確認したと発表した。システム障害により、宛先が異なるユーザーに通知内容が書き換わる事象が発生したことが原因だという。誤送信の内容に顧客個人を直接特定できる情報や、クレジットカード情報などは含まれていない。
　
同社から顧客へ通知する内容について、他の顧客へ通知する内容が配信・掲載されていた。①アプリPUSH通知 ②新着情報ページでのお知らせ ③「ヤフーショッピング」からのメール ④「ヤフーショッピング」LINE公式アカウントからのお知らせ――などが対象だ。
　
誤送信された可能性のある情報は、①注文商品 ②注文ID ③伝票番号 ④配達日時 ⑤定期購入情報（商品、新規登録・解約・スキップ有無） ⑥PayPayボーナスの付与金額 ⑦お気に入り商品 ⑧カートに入れた商品 ⑨閲覧した商品――など。

LINEヤフーは誤送信について謝罪するとともに、現在は不具合が解消されていることを報告した。今後、システムの改善や見直しによる再発防止に努めていくとしている。