Kiva、延長保証サービス「proteger」を店舗向けに提供 延長保証のオムニチャネル化を実現

Kivaは12月13日、従来EC事業者向けに提供していた延長保証サービス「proteger（プロテジャー）」の店舗事業者への提供を開始した。店舗を運営する事業者からの延長保証を求める声に対応を図った。

Kivaの提供する「proteger」は、延長保証の提供を通して、ECサイトの新規顧客獲得やブランドのファン化に寄与する延長保証サービス。2021年5月のサービス開始から2年半で、提供保証商品数7万点、修理パートナー国内400拠点まで拡大し、多くのEC事業者に利用されている。


▲「proteger」の利用イメージ

従来EC事業者向けに提供していたが、このほど「proteger」において、店舗向け延長保証サービスの提供を開始した。店舗を持つ事業者から、「店舗で購入する顧客から延長保証を付けられないかと聞かれることが多い」という声があり、店舗向けのサービス提供に至ったとしている。

「protegerの」平均保証加入率は約3人に1人で、壊れたものを廃棄するのではなく、修理して長く使いたいというサステナブルな観点で多くの消費者に選ばれている。延長保証導入後の対象商品におけるCVR（Conversion Rate＝顧客転換率）は1.4倍向上しており、延長保証を選択できることで新規購入障壁を下げると推察している。

Kivaは「proteger」を通じて、これまで以上に安心してモノを購入でき、長く大切に使用する体験を増やせるよう、プロダクト開発に邁進していく考えを示した。